2016年1月10日日曜日

熊手長者

近くの町に買い物に行き、ビールを買いにホームセンターに立ち寄りました。
背骨を打ってから、五キロ以上のものが持てない欠陥人間の私は、軽トラックから降りもしないで夫を待っていると、ホームセンターの入り口近くに、「近いうちに店じまい」という看板が立っているのが目に入りました。
小さいホームセンターで、品揃えも人員も縮小の一方でしたから、店じまいには驚きませんでしたが、ふと見ると、「値下げ」と書いた箱の中に、熊手が見えました。


軽トラックから降りて近づいてみると、一本149円。
あるだけ、三本とも買ってしまいました。


熊手は、我が家の必需品です。 家に三本あったので、熊手長者になってしまいました。
それにしても、安い中国産の熊手は、いつまで手に入るのでしょうか?数年前、いっとき市場にちょっと高めのものしかなくなったこともありました。
もっとも、高いと言ってもワンコインで買える値段ですから、そう高いというわけではありませんが。

竹の熊手は、雨ざらしにさえしなかったら、長持ちします。
でも、一人で落ち葉をさらうときでも二本は使うので、たくさんあると助かります。

熊手で集めた落ち葉は、コンテナに入れて別の場所に運んだり、林に戻したりします。以前はプラスティックの箕を、ちりとりとして使っていたこともありました。


ところが、数年前にタイに行ったとき、庭を掃除する人たちが熊手を二本使って落ち葉をつかむのを見てから、もっぱらこの方法で片づけています。
熊手と熊手でつかむと、一度にたくさんつかめてとっても効率的、柄がついていますから、このまま遠くに投げることもできます。


いろいろなところに、知恵は転がっているものです。





 

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