昨日は、ケヤキの端材を利用して、登り梁の下にはめてガラス窓の枠となる部材をつくりました。
板の厚みは、もともと14センチのものでしたが、12センチに削りました。普通の丸鋸だと、厚みが6センチの板しか切れないので、直径が大きな丸鋸を出してみました。
刃はすっかり錆びています。
母屋を上棟した十年前には、敷居を切ったり、鴨居を切ったり、この丸鋸を臆せず使っていたのに、今は持つだけで腕にずしりと重くのしかかります。
しかも、スイッチを押すと、強い反動があります。大きくて重い材を切るなら、材が安定しているので安全ですが、小さな堅い端材を、しかも斜めに切るのは危険過ぎます。
仕方なく、大きい丸鋸を使うのはあきらめて、普通の丸鋸で、裏表から切ることにしました。
やれやれ。
できた材は、あらっ、こうやって置くと、筑波山の姿をしていました。
我が家のあたりからの筑波山は、かろうじて峰が二つに見えます。
この木片筑波山は、作業棟の東のコンクリート柱の、横に溝がつくってあるその一番上あたりの両側に収まります。
懐かしい双頭の筑波山ありがとうございます。
返信削除鮮明ですねー 真南方向ですか。
昭ちゃん
返信削除ありがとうございます。真南ではなく、西南西くらいでしょうか。筑波山は四方八方から見えるので、それぞれの地域に住む人によって、それぞれの姿に思い入れがあるようです。
橋の欄干の筑波山の彫刻があったり、石燈籠の笠の部分が筑波山になっていたり、思いがけないところで筑波山を模したものに出逢いますが、我が家にも筑波山が組み込まれることになりました(笑)。
涸沼とか霞ヶ浦に行って、水面の向こうに筑波山が見えるのもおつなものです。東京の麻布高校を出た友人が、麻布の校歌に筑波山が謳われていると言っていましたから、江戸人と東京人は、富士山同様、筑波山もわがものと思っていたようです。
麻布と聞いちゃー
返信削除浮世絵には多く登場しますので当時関東平野の高台ならどこからでも、、、、
今は六本木ヒルズなら充分見えることでしょー
「有栖川の宮記念公園の近くにあった旧麻布中学ですね。
私立ですがユニークな教育だったようで、
小沢昭一の母校でしょー
昭ちゃん
返信削除ネット時代ですね。検索してみました。
千代田の南 麻布の丘に
筑波のみどり 富士の白雪
朝な夕なに 窓より仰ぎ
学びにいそしむ わかきますらを
筑波山だけでなく、富士山も取り入れていました(笑)。
ちなみに、私の高校の校歌
みがかずば 玉もかがみもなにかせん
学びの道も かくこそありけれ