2016年1月3日日曜日

象の貯金箱


象の貯金箱はもともと、1973年にスウェーデンの銀行がフィンランドのMK-Tresmer社に依頼して、子ども向けのノベルティグッズとしてにつくったのがはじまりです。
以来、つくり続けられ、販売されて、愛されています。

昨年だったか、家に遊びに来る子どもたちにあげようと三色の象をそろえていたところ、はなちゃんが赤いのが気に入って持って行きました。


貯金箱は、底に蓋があって、カギがかけられます。
ノベルティグッズの時代は、貯金箱がいっぱいになったら銀行へ持って行き、銀行からカギを受け取って開けるか、そのまま銀行に預けるかを選ばせて、子どもたちに貯金することの大切さを伝えていたのだそうです。


カギは最初、底にセロファンテープで止めてありました。
それを取り外したあとは、なくなりそうで心配ですが、いちいちテープで貼っておくというわけにもいきません。
カギを回して、カギの突起で引っ掛かりを外す仕組みですが、カギをなくしてしまうと、貯金箱を壊す以外ありません。

フィンランドのMK-Tresmer貯金箱には、象のほかに、カバ、シロクマ、豚などの貯金箱があります。
hiyocoさんは、クリスマスプレゼントに、シロクマの貯金箱をもらって、鍵がなくならないように、首飾りにしてやっていました。
でも、象の丸っこい身体では、どこにもカギを引っ掛けるところがありません。


じつは、青い象ははなちゃんの友だちのHちゃんにもらわれたのに、Hちゃんが忘れていったものです。今度、届けようと思っているのですが、せめてカギを目立ちやすくするために、リボンを結んでみました。こうすると、カギを貯金箱に入れたい誘惑にかられても、リボンが引っかかって、思いとどまることができます。

実際、カギを貯金箱に入れたらいけないと思えば思うほど、ちょっと入れてみたくなるのです。
危ない、危ない。






2 件のコメント:

  1. ゾウさんを3つもお持ちだったんですね!
    お友達同士で持っていれば、万が一失くしても借りて開けられますね~。

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  2. hiyocoさん
    青いのはもうHちゃんのところにいきました。だから、残っているのは黄色い象だけになりました。シロクマは知っていたけれど、この貯金箱シリーズにカバがいっぱいいるのは知りませんでした。きっと日本一のカバコレクターヒポミさん(http://hipomi.com/)は知っているだろうなぁ。ヒポミさんを知るまで、カバがこんなに日本に生息しているのを知りませんでした(笑)。
    そういえば、ヒポミさんの友人で象のコレクターもいました。いろいろな人がいます。

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