早春游吟

八郷にあるこんこんギャラリーで、３月１３日まで、瀬川敦子さんの篆刻展が開かれています。

こんこんギャラリーは作家さんたちが自主運営しているギャラリーで、作家さんたちが交代で店番もしています。そこで、私たち夫婦もちょっぴりお手伝い、一年半ほど前から、月に一度くらいの割合で、当番を引き受けていて、昨日はそのお手伝いの日でした。
 

いつも素敵な着物姿の敦子さん、昨日の装いは、無地の着物にガーナのケンテの帯でした。

こんなに柔らかい色を組み合わせたケンテもあるのですね。和の着物と、しっくり調和していました。
敦子さんは民族布への造詣が深く、ジャワ更紗の帯を締めていらっしゃるのをお見かけしたこともありました。

ギャラリーのそこここには、瀬川家からやってきた素敵な花入れが置かれ、投げ入れられた花たちが、春の訪れを謳歌しています。
 

やはりこんこんギャラリーのお仲間のやじまさんがラタンで編んだ花入れは、瀬川家ではしっくい壁にかかっていて、もっと映えるそうです。
  

ちょっとは肌寒い日でしたが、こんこんギャラリーの中は春いっぱい。平日ですが、お客さんもたくさん足を運ばれていました。