作業棟二階の部屋になる部分の3センチ厚みの断熱材は、三枚重ねて敷きました。
残りものやら再利用品やらを寄せ集めて敷いていましたが、三段目の半分くらい敷いたところでなくなり、ざっと計算して、6枚新しいものを買い足しました。
ところが、断熱材は木材のように無駄が出ません。小さい切り端も使えるので、なんと5枚で間に合ってしまいました。
全部敷き終わったところです。
この上に、針葉樹合板を張ります。
断熱材と違って、合板は二階まで運ぶのが重い!
脊椎を圧迫骨折している私は、5キロ以上のものを持ってはいけないと言われています。でも、そうしてもいられないので、一枚8.5キロの合板を、背中に負担がかからないように運びます。
頼りの腕も、使い過ぎで、もう何ヶ月も半四十肩のような感じです。日中は、360度は自由に動かせないとしてもさして困らないのですが、寝ている間に血流が悪くなるのか、痛くなって目が覚めます。というわけで、腕を使うのもほどほど、一日に合板を二階に上げるのは、3枚以内というもどかしさです。
合板は切ったものを運んで合わせるのも重い!
切って、合わせてみてはまた切ってと、微調整を繰り返して張っていきますが、すぐに身体が追いつかなくなってしまい、なかなか進みませんでした。
と、ぐちぐちぐちぐちやっているうちに、なんとか張り終わりました。
右の穴が開いているところが階段になり、その両脇が小部屋、左へと進んだ展望室の床はもっと高くつくります。
息子が来て、母屋の二階に泊まると、
「なんだよこの家、また頭をぶつけちゃったじゃないか」
と、低い梁や天井に文句を言いますが、この作業棟の左に部屋はもっと天井が低くなります。
ちなみに、小部屋と左の展望室の間に押入れスペースがあって、梁が低いところにあるのですが、作業中に何度も頭をぶつけてしまいました。
一本避けて、やれやれと背を伸ばしたら、もう一本に、がぁぁぁん。今日はぶつけないで作業できたと油断したら、がぁぁぁん。転落しないようにと、足元にばかり気をつけていたら、がぁぁぁん。
さて、朝目覚めて、寝室のカーテンを開けると、まず見える景色です。
作業棟の後ろの山桜、クヌギ、コナラの緑も、手前のコブシの緑もすっかり深くなりました。
大工さんに電話してみたら、足場の撤収は6月だそうです。なんと、素人が工事しているのを考慮して、足場は半年も貸してくれるというのです。これで、高いところの工事も焦らないでできます。
明日は、5週間の入院を経て、夫が退院してきます。
退院良かったですねおめでとうございます。
返信削除退院の速さにも驚いています。
あとは根気のリハビリですね。
昨日は初夏の気温今日は雨で低温
目まぐるしい毎日です。
昭ちゃん
返信削除ありがとうございます。半年くらいは違和感があって、普通じゃないようです。でも、毎日歩いた方がいいのですって。そう、根気のリハビリですね。
こちらも今日は雲が多いですが、まだ雨にはなっていません。今日は筑豊のあたりも地震があったとか、早く収まって欲しいものですね。
建築のことは、全くもってわからないので、いつも感心して見ているだけですが、今回断熱材とか床の合板とか全部「一人で」おやりになったのですよね…!? ス、スゴイ…!!旦那様も退院してすぐでは、そうは動けないとは思いますが、ご無理をなさらないように…(・・;)。
返信削除karatさん
返信削除はい。「造作」と言われる大工仕事はいつも、だいたい私が一人でやっています。夫は先ほど退院して、まだ、「いててて」などと言っていますが、彼は細部の収め方などは決めますが(設計者なので)、大工仕事はあまりやりません。でも、鉄を切る仕事、コンクリートに穴を開けて何か取りつけるような仕事、重い梁などを取りつける仕事、電気工事や上下水道工事、石を敷く仕事などなど、私が到底やりたくない、できない作業をやります。
私は、今回初めて左官もやろうとしっくい下地を注文しました。「壁塗りは初心者でもできる」と言うのを目にしたりしますが、簡易塗りではない場合、下地の塗り方で出来が決まり、とても力が要る仕事と脅かされています(しっくい屋から)。「できるかなぁ」とひるむ気持ち、やらなければと思う気持ちが、せめぎ合っている、今日この頃です(というほど、大げさなものではないけれど、笑)。