2016年5月31日火曜日

動物のいる世界


丸い顔、プラトーク(スカーフ)を巻いて、サラファンを着ている(たぶん)、マトリョーシカの約束事に沿ったマトリョーシカですが、だるま型の身体には、衣装をまとっているというより、野原が出現しているといった方がぴったりします。
アンナ・リャボヴァさんのマトリョーシカです。
 

楽しく踊っている動物たちの背景は空の色。
限りなく奥行きが感じられます。


背中側には、野山が連なっています。


二匹で踊っているのは、狐と狼?あるいは狐と狸?
しっぽの太い面々が、めぐってきた春を謳歌しています。


蝶と踊る豚には、娘がそっと手を添えています。
「あれっ、豚は家畜じゃない?」
まぁ、そんなことは気にしなくてもいいのです。


栗鼠と蛙。


栗鼠の見事な尻尾が、自慢げです。


そして蝶。


プラトークの花模様も素敵です。
ロシア工芸の伝統的な花の描き方でしょうか?







6 件のコメント:

  1. いいな-
    ダークダックスのロシア民謡が流れるようです。

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  2. 昭ちゃん
    あぁ、そんな感じですね。
    戦後、どうしてあんなに巷にロシア民謡が満ち溢れたんでしょうね。私はロシア民謡世代ではありませんが、今でもいくつも歌を覚えています。ボリショイバレー団が来日して、みんなでコサックの踊りを真似ようとしたこともあります(笑)。
    今、ロシア民謡を聞くことは稀ですね。

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  3.  コサックダンスですかー
    腰がさがらないよー(大笑い)
    でも同級生は新宿のロシヤバー(コーシカ・子猫)で
    さわりの部分を同窓会三次会で、、、
     シベリア抑留10年でした。

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  4. 昭ちゃん
    もちろん、子どもだけれど、コサックダンスはできませんでしたよ(^^♪
    私の叔父も抑留されていたけれど、帰国してから一緒にお風呂に入って歌を教えてもらったりしたので、何年抑留されていたのか、一緒にお風呂に入ったことを考えると、10年以下ですね(笑)。
    抑留の話は愉しい話ばかりで、「もっと、もっと」とせがんで話してもらっては、びっくりしていました。

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  5. かわいい、顔つきも色も模様も、とっても気に入ってしまいました。高くても無理して買っちゃいそうです(笑)

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  6. Blue moonさん
    リャボヴァさんのマトリョーシカには暗い色のもの、色数を抑えたもの、派手な色の組み合わせなど、いろいろなものがありますが、この吸い込まれるような空の色が、とっても素敵です。
    マトリョーシカって、100年ちょっとの歴史ですが、いつまで続くんだろう?
    轆轤技術、立体に手で絵を描く技術、効率を追い求めたりしない考えがあって、やっとつながっていくものでしょうね。

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