友人のつくった、陶磁器の箱の数々、入っているのは、おもには種や石。すっかり使うことのなくなったアクセサリーや、中には点滴チューブで編んだ首飾りの入っているものもあります。
そんな一つ、昔は砂糖壺として使っていたこともある蓋ものです。
いまや、コーヒーや紅茶に砂糖を入れる人は、ほとんどいなくなってしまいました。
これに入っているのは、サイコロなどです。
妹たちが使ったもの、息子たちが使ったもの、妹たちの子どもたちが使ったものなどなど、混じり合っています。
サイコロは、練り物のもの、磁器のもの、樹脂のもの、ガラスの独楽もあります。
これは全部、小さい独楽たち。花のようなガラスの独楽は新顔です。
サイコロの独楽はどれもよく回ります。回りすぎて止まるのが待ち遠しいほどですが、中に一つ、何度回してみても、一つの数字のところで止まりやすいものがあります。
「おやっ、お金も入っていた」
ビルマや中国の古いコインはどれも、少数民族の古い布などをあしらった服に、ボタンとして使われていたものです。
そして、こんなものまで入っていました。
ヴェトナム戦争のとき、ヴェトナム人が撃ち落としたアメリカの飛行機のジュラルミンを溶かしてつくった指輪です。
ジュラルミン細工は、市場で買った大小のスプーンもあったのに、いつの間にか失せてしまいました。
小さな小さなヒートンもありました。息子が小さいとき遊んだ
木の汽車の部品で、なくしたと思っていたものです。
さっそく、なおしてみましょうか。
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