昨日は、近くのこんこんギャラリーの店番をしました。
今回は、水戸で「結のはな」というお店をやっていらっしゃる吉田宏二さんの植物展示でした。
普通、戸外に並べるような鉢物が室内に並べられ、
昨年は室内に設けられていたカフェが、テラスにつくられていました。
テーブルには芝生を張っていて、お客さんがいらっしゃると、三本足の小さな五徳のようなものを芝生に突き刺し、その上に丸く切ったガラスのコースターを乗せて、コーヒーがふるまわれました。
テラスにも、芝生が敷き詰められていて、歩くとふかふか。こんこんギャラリーの木の床を知っている人はみんな、
「おぉぉ」
と歓声を上げます。
右手前の、赤く色づいた葉は、ナツハゼです。
足元にはシュンランなどを寄せ植えしてある立派な木で、たった一つだけ実が残っていました。ナツハゼは、私が子ども時代を過ごした倉敷ではガンスと呼び、秋にキノコ採りに山に行ったときにつまんで食べた、懐かしい味です。
そういえば、小学生のとき毎年秋にはクラス中でキノコ採りに行きました。
普段は目立たない子がきのこをいっぱい採って、串刺しにした枝を両手にぶら下げていて、みんなから羨望のまなざしを受けていたのを思い出しました。
私の枝には、いつも一つ二つ突き刺してあるだけでした。
学校でキノコ狩りって今でもやってるんでしょうかね?キノコは難しそうだからもうないかもしれませんね。取ったキノコを枝に刺すっていうのも面白い!キノコでヒーローになった子は永遠に春さんの記憶として存在するのですね~。
返信削除着物の女性と芝のカフェ、いいですね!ナツハゼも素敵。ブルーベリーの仲間なんですね。
hiyocoさん
返信削除hiyocoさんは東京っ子でしたっけ。ナツハゼは食べなかったでしょうね。酸っぱいんだけど、そう探さなくても見つかっるので、子どもは喜んで食べました。ブルーベリーが木に生っているのを見たときは、すぐにナツハゼの仲間だと気がつきました。
あの当時は、焚き付けとしてみんな下草を刈ったので、なだらかな山はとても歩きやすいものでした。キノコ採りのヒーロー、運動会のヒーロー、いろいろいましたが、マツタケを採ってくる子どもまでいたんですよ!嘘みたいですね。
先日、会津若松から車を運転してきた友人が、道路わきの直売店で、他の人が値段を訊いているのに聞き耳を立てていたら、国産のマツタケ一本、五万円だったんですって!ううう。祖母と行った松茸狩りの山では、すき焼きをしてくれたのですが、肉が少なくてマツタケばかりなのを子どもだから不満に思ったのを思い出します(笑)。