2017年1月20日金曜日

おもちゃみたい!


ビニールハウスでつくった物置を整理していたとき、こんなものが出てきました。
これまで一度も見たことがなかったものです。スコップ(移植ごて)にしては形が変、小さな火鉢周辺で、炭をすくったりするのによさそうです。
金属と木とのつなぎ目には、さした釘を曲げて、針金で留めた直しがあります。

夫の両親が週末に使っていた山の中の家を片づけたときも、私の母の家を片づけたときも、夫と二人で片づけたので、何があったか全部を見たわけではなかったのですが、どちらかの家から来たものに違いありません。
でも、どちらの家にも、火鉢などありませんでした。


このままで取って置くには、ちょっと木の柄が汚なすぎます。
でも針金はおもしろいので、そのままにしておこうか、あるいはきれいに直してみようか、迷うところです。


というか、
「取って置いてどうするの?」
という代物ではありますが。








4 件のコメント:

  1. 懐かしい「じゅうのう・じゅう能」と思います。
    竈の火を囲炉裏に移したり炭鉱でも必需品でした。

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  2. 昭ちゃん
    あっはっは、そうでした。じゅうのうですね。
    なんか、考えても、考えても「石炭すくい」とか、変な言葉しか思い浮かびませんでした(笑)。ありがとう。
    いやはや、これは取って置かなくてはなりませんね。火鉢、じゅうのう、五徳、火箸、消し炭入れなど、なくてはならぬ生活道具でした。今でも火吹き竹は現役ですが、他はみんな引退しました。
    すっきりしました(笑)。

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  3. あー、十能でしたか…。昔自分の家にもあり、何か使った覚えがあり、何と呼んだっけ?そんなに珍しいものでもないはずだけど…と悩んでいました。修繕痕も似ていました。
    子供の時、小中学校は石炭ストーブで、日直が石炭をくべる係だったような覚えが…。石炭入れは金属製の斜めの楕円みたいな、取っ手のついたバケツ。そこに添えられていたのがこの十能だったかな?高校は…石油ストーブだったかもしれませんが、受験した大学で暖房がスチーム暖房だったので、ぜひここに入りたいと思いましたね(笑)。

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  4. karatさん
    石炭を扱うには欠かせないものだったようですね。英語ではcoal shovelと言うらしいです
    どちらかと言えば片手鍋形の十能の方をよく使っていました。小さい頃お風呂の焚き口や竈のおきを火鉢に移すのに使ったりして。
    中学のときは石炭のだるまストーブでしたが、高校は古い高校で古いスチーム暖房がついていました。ただし、近づかないと温かくない(笑)。窓際のお掃除がなかなかうまくいきませんでしたね。大学もスチームだったと思いますが、温かかった記憶がない。ところがアメリカでは、窓の近くに小さいスチーム暖房器具がついているだけなのに、外は雪が積もっていても、室内はTシャツ一枚で過ごせました。何に違いがあったんでしょうね?笑。

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