ここ数日、作業棟の西側の
窓づくりをしています。
家は、異質な材質がぶつかり合うとき、その折り合いをどうつけるかが、出来上がりの美しさ、醜さに関係してきます。
取り合いが美しい家は美しく、適当にごまかした家は美しくありません。
瓦と窓との取り合いは、そんな美しさや気密性の問題だけでなく、雨が入ってこないようにしなくてはならないので、さらに気を配らなくてはなりません。
中央の、嵌め殺しの部分、ガラスがはまりました!
内側からはどこがガラスか、どこが素通しか、ガラスがまったく目立ちません。
これまで、中央の開口部を屋根に出る通路として使っていたので、うっかりここから出ようとして、勢いよくぶつかってガラスを割ってしまうのが、ちょっと心配です。
斜めから見ても、まるでガラスがないように見えます。
真ん中の短い木片は仮止めの木、底板を差し込むために彫った先に、ガラスを支えているL字金具が見えます。
細い材でガラスを抑えたあと、手前から甲板を差し込みました。
雨仕舞のために、ガラスは両脇だけで支えていて、それに甲板をぶつけています。
内側からは目立たないガラスも、外から見ると一目でわかります。
一歩ずつだけれど、進んでいます。
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