居間の下の半地下室に入れていたまま、捨てそびれていた旅行鞄を捨てました。
数年前にいくつも捨てたのに、もう使うことはないのに、なんとなくとっておいたものです。
ルモワは本体が軽くて嬉しかったのですが、軽量過ぎて中身の重さにつぶされ、キャスターのところがへこんでからは、引っ張りにくいことこの上なしでした。
これは、27、8年前のものですが、今のものはずっと使いやすくなっているのでしょう。
その前は、こんな旅行鞄でした。
頑丈だけど重い、あまり持って歩きたくないものでした。
そしてその前はこれ、1960年代の終わりごろのものです。
それ以前は、茶箱のような、つづらのような箱型のもので、手がついていませんでした。まだ理由なく日本人が海外にはいけない時代のもので、渡航が決まっても飛行機は高いので船で行くのが当たり前、船旅のお供には、箱型でも構わなかったのでしょう。
取っ手のついていない箱は三つありましたが、一つだけ取ってあって、まだ半地下室に置いてあります。
取っ手がついた旅行鞄の底についているのは、ただのキャスターです。
でも、このキャスターが、どんなにありがたかったことでしょう。
もちろん戦前から、おしゃれな総革のトランクはあったようですが、容量は小さいし、値の張るものでした。
この箱形旅行鞄はまだ捨てがたかったのですが、中はカビだらけ、捨てる決心がつきました。
というわけで、今日の粗大ごみは、旅行鞄たちでした。
いろいろ、お世話になりました。
捨てがたいですよねー。しかもリモワとかいいモノじゃあ尚更。
返信削除昔使っていたトランクは「収納として使えるし」と布類を入れたりしますが、結局何入れたか覚えていないし開けないので布がダメになります(苦笑)。
hiyocoさん
返信削除捨てちゃいました。
リモワは確かに高かった。でも数年前に買った安い旅行鞄の方がずっと快適です(笑)。旅行鞄も日進月歩ですね。重さ、運びやすさなど、昔と今とではまったく違います。
国内旅行でも小さな鞄をがらがらと引いている人が多くなりました。
そうそう、私も一つ残している箱形のは布入れとして使っています。あれは、昔は行った先で布をかけて飾り棚やテーブルとして使えて、便利でしたが、持っては歩けないし、別便で送ったのかなぁ、忘れてしまいました(笑)。