日曜日に、「栗の家」の石蔵で、中村真理さんの写真展、「何気ない日常」を観ました。
中村真理さんは、骨董屋のまことさんの隣に住んでいた幼馴染とか、正直、ダイレクトメールの写真に惹かれて行ったわけじゃなくて、まことさんに何度も誘われたから行ったのですが、必ず列車が入っている、カラフルで楽しい写真ばかりで、楽しみました。
とくに、カモメが何羽も並んでいる先に電車が見えた写真が好きでした。
むしろこのDM写真の方が、色数が少ないという意味でほかの写真とは異質な印象だと思ったのは、私だけでしょうか。
4月16日にもう一度やっています。
私は鉄ちゃんではありませんが、こんなプレートを持っています。
学生時代に、友人たちとのんびり旅をしているとき、友人が乗っていた汽車から失敬してくれたものです。
昔は車両のわきに、行先や汽車の種類を記したプレートをはめ込む「爪」があって、プレートを終着駅で交換したのです。
確か、「佐世保行き」だったか、もっと細長いプレートも持っていたのですが、失われてしまいました。
白いプレートに、行先は緑で、急行は赤で記してありました。
厚い紙の切符です。
左はタイのバンコクからアランヤプラテートなどに行く切符、右は、インドのコルカタ(カルカッタ)のハウラー駅から、マンクンドまでの切符です。
タイもインドも、入るときだけ切符が必要なので、捨てずに持っていれば、切符はたまりにたまるはずです。
インドの切手は、はさみも入っていません。
ハウラーからマンクンドまでも、マンクンドからハウラーまでも、同じ切符を使っているようです。
そういえば、日本の切符も駅ごとにはさみの切り口が違っていました。
これは、どちらもバンコクのフアランポン駅の改札口を通ったものですが、はさみの切り口の形がちがっています。
中村真理さんの会場に置いてあった、別の鉄道写真展、船越知弘さんの「思い出列車・湊線」のダイレクトメールです。
こちらは那珂湊の「百華蔵」という古い蔵で、5月8日から14日までやるそうです。
中村真理さんの写真展を見たその日、海まで行って湊線の長い高架の線路の下をくぐって、
「昔はにぎわっていたんだろうね」
と話題にしていたばかりだったので、湊線の写真展も観に行ってみようかなと思っています。湊線の下は時折くぐりますが、列車を見たことは、一度くらいしかありません。もっとも、3.11以後、長い間不通になっていました。
船越知弘さんは鉄道写真と言っても湊線の列車しか撮らない人で、高じて湊線沿線に居を移された方だそうです。
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