船越知弘さんの湊線(みなとせん)の写真展を、最終日にやっと見に行くことができました。
船越さんは、湊線の写真をもっと撮りたくて、沿線に越してきて、毎日湊線の写真を撮っている方です。
湊線は、茨城県ひたちなか市の勝田駅から、旧那珂湊市街を経由して、阿字ヶ浦駅まで走る、全長14.3キロの電化されていない路線です。
自家用車の普及によって乗客数が減り、廃線の危機にも直面したし、東日本大震災の影響で全線不通となったりしましたが、復旧・存続し、地元にも手厚く支援されて、今でも元気に走っています。
写真展の会場となった百華蔵は、湊線の那珂湊駅の裏手にある、大きな大谷石の蔵です。
東日本大震災にもびくともしませんでしたが、一時、取り壊しの危機に直面しました。そのとき、取り壊すのを惜しんだ有志が知恵を出し合い、軽微な修繕を施して、以後コミュニティーセンターとして、活用しています。
普通の展覧会では、ちょっと使うのが難しいかもしれない、天井の高い蔵の中で、大きく伸ばされた写真たちは、どれも圧巻でした。
本当に、見に来てよかった、そう思える、充実の写真たちでした。
どの写真にも、湊線への思いが満ち満ちていました。
めったにそんなことのない私ですが、見ていると涙の出そうな、物語の詰まった写真が、たくさんありました。
SLのあとはジーゼルカーが珍しい時代でしたね、
返信削除お助け1号をれんげ草畑で遊ばせた頃です。
今は一部を除いて全てが電化路線で
運転席の「丸型ワイパー」船と同じ型ですね、
初めて見ました。
昭ちゃん
返信削除あれは、製造当時から変わらないものだそうです。
カメラマンの方は毎日毎日撮り続けていらっしゃるのですが、駅員さんの最後の勤務の日の写真とか、虹が電車を包むようにかかっている写真とか、シャッターチャンスは決して逃さないぞという強い意気込みを感じる写真ばかりでした。
湊線は短い路線列車ですがとっても愛されているようです。
この辺りには、臨海大洗鹿島線という、水戸から大洗、鹿島を経由して潮来に行く線もあってやっぱり非電化。地震の後、よく残りましたね。
生活の一場面を捉えた写真いいですね。写真の間に見える蔵の壁もまたいいですね。
返信削除石岡駅で大洗水族館の広告を見ました。臨海大洗鹿島線ですか。
Bluemoonさん
返信削除よい写真でしたし、よい蔵でした。
でも、普通の展示には、ちょっと天井が高すぎるような。今回はそれを活かして、目の前の写真は小さめ、高いところの写真は大きくて見やすかったです。
次男くんは深海魚好きでしたね(というか水族館好きかな?)。水族館は大洗の駅とはちょっと離れているようだけど、今度遊びに来たとき、案内しますよ(^^♪
ご案内、よろしくお願いします!
返信削除長男は幼児の頃から動植物が好きです。特に鳥類と魚類が大好きなんです。そうです、深海魚は特別好きです。日本に行くと必ず生き物のところに行きます。昨年は、奈良公園の鹿、神戸どうぶつ王国、沼津の深海魚水族館、福島駅前ビルの深海魚に関するもの、でした。
コメントに雑貨のことも書こうと思っていたんです。セカンドショップに売っていた藁のようなものから作られた人形なんです。買って写真を写して春さんに送って産地を聞くつもりだったんです。見たのは1週間前です、荷物いっぱいだったので買うのをやめて、翌日にまた行くつもりでした。その後行けなくて今日の午後に見に行くと売れていました。
Bluemoonさん
返信削除日本で、どの店でも似たものを売っていた1980年ごろ、タイに行ったら一期一会、見たときに買わないと二度と巡りわない、そんな体験をしました。セカンドショップのわら細工もそんなものだったのですね。
タイでは、興味深いおもちゃを子どもが持っているのを見て、まだ言葉ができない頃追いかけて、怖がられて逃げられたことがありました(笑)。どこで売っているのか聞きたかっただけなのに....。
そういえば、バングラデシュでも子どもに逃げられたし、フィリピンでも...。おもしろいおもちゃを持っていると、前後の見境なく追いかけてしまいます。逃がしたものって忘れませんよね。でも、強く念じていたら、また逢えますよ(^^♪