招き猫を見た日、まことさんの店に並んでいた、鉄製品の数々です。
鉄大好き、刃物大好きな私にとって、興味深いものがいっぱいでした。
手前真ん中あたりと、奥真ん中あたりの、蟹の爪みたいなものは何だろう?これまで見たことのないものです。
この鉄の収集家は、まことさんの古いお知り合いで、鉄であれば、洋の東西にはこだわらなかったそうです。
この、草引きは、いったいどこの国のものかしら?長い柄につけるようになっています。鉄の味は、たまりません。
穴あき杓子は、インドの
ステンレス製のものにそっくりでした。
その日は、すでに招き猫と伊万里の鉢で福沢さんとお別れしていたので、鉄は見ただけでした。
でも、次の骨董市開催日に、地面に敷いてある藁のむしろ一枚をいただく約束をしました。
手で編んだ、とっても素敵なむしろ、いまどきなかなか見かけないものです。
やはり春さんの目にとまったのですね、むしろ!1枚目の写真で「道具の雰囲気に合ってるな~」と思ったのです。でもゴザは使ったことあっても、むしろは見たことないかも。「針のむしろ」という言葉しか使ったことありません(笑)。
返信削除hiyocoさん
返信削除きれいなむしろでした。どこがきれいかって、けば立っていないでしょう?稲は葉がついているものだから、無駄な葉をきれいに取り除かないと、こんなきれいなむしろはつくれません。口で言うのは簡単だけど、縄を綯うのでさえ、きれいなものはなかなかできません。
ここに来た頃、お米を干したりするのにむしろが欲しくて、ホームセンターで見たら、幅が短めで機械織りなのか、ちっともきれいでないのが、2000円弱、数枚買ったらどうなるんだと、買わないで畳屋さんから、古い畳表をもらって使いました。
昔は、農作物を干したりするのにむしろは必需品で、どの家にも10枚や20枚はあったんじゃないかしら?
こもは端の始末がしてなくて、つくりかたとしては、むしろとは比べ物にならないほど簡単だと思います。
前にUPした「くさきの庵」の最後の方に、山本あまよかしむさんが座って作業しているむしろがあります(http://koharu2009.blogspot.jp/2017/05/blog-post_7.html)。これも、見たときはきれいだなと思いましたが、比べてみるとちょっとけば立っているのがわかります。どこだったか、農家に残っていたものをもらったらしいです。戦前まで、お米ができない山間部に住んでいた人がたくさんいました。アワやキビなどの雑穀を食べても、藁やむしろは何とかして手に入れなくてはならない必需品だったようですね。きれいにつくれる人は、どの村にも数えるほどしかいなかったんじゃないかしら。
まことさんは、時々すっかり忘れてしまうのでちょっと心配ですが、一番きれいなのを取っておいてくれる、500円と言っていました(^^♪
春姐さん1枚目真ん中「コの字型」
返信削除蔵のカギに似てますね。?
昭ちゃん
返信削除蔵の鍵だらけです。一枚目の写真には少なくても6個のカギ型の鍵が見えます。そして、一枚目の手前、ひょうたん型のものも蔵の鍵ですよ。
私だったら、鍵だけじゃなくて、錠前と鍵の両方持っていたいかなぁ。こんなに鍵だけ持っていたら、開けてみたくてイライラしそう(笑)。