2017年7月4日火曜日

豆雛

骨董市のまことやさんから、いつも、いろいろいただいてしまいます。
朝早く起きて、東京から来て、商売もしないでくれてばかりでは割が合わないと、ささやかなクッキーを届けました。
「あっ、ちょっと待って」
と、おかみさんが箱の中に手を突っ込んで、出してくれたのは、小さな木彫りのお雛さまでした。


「掃除したら、出てきたの。差し上げようと持ってきたので、もらって」
「えぇ、そんなにもらってばかりじゃぁ、悪いよ」
「いいの、いいの」
「ああ、いいんだよ」
と、まことさんまで言うので、クッキーでお雛さまを釣ってきました。


高さがたった15ミリほど、一刀彫です。
もう少し大きくつくる方がずっと楽そうです。


台の裏は、何かにくっついていたのにはがれた跡のように見えます。
元々は、どんな形をしていたのでしょう?


この棚に飾るには小さすぎますが、とりあえず、ここにいてもらうことにしました。


お雛さまのお顔の下の三角は扇でしょうか?
やっぱり吉野雛に見えますが.....。




5 件のコメント:

  1. お雛様、五段あったのでしょうかね…。
    ところで、お雛様を飾った棚の鹿とイノシシ(?)のちょっと見ると消しゴムハンコのような人形が気になります(^^;)。石ですか?
    同じ列の素焼きのハト(?)のようなものも気になります(^^;)。
    今度またブログで紹介してくださるとうれしいです。

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  2. 追伸:正直全部気になります(笑)。近くでまじまじ見たい感じです(^^)。

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  3. karatさん
    普通、吉野一刀彫なら、お内裏さま、お雛さまそれぞれが台座に乗っています。
    でも、一つの台座に乗っているだけでなく、両端が削り込んである。例えば舟に乗っていたりすると合点がいきますが、そんなの見たことがないし、よくわかりません。みんないたのかなぁ。
    ほかの連中ですかぁ。ちまちましているでしょう。鹿とイノシシは、インドの木版染めの版木です。で、素焼きの鳥たちはメキシコのものです。あとは、インド、ガーナ、タイ、スリランカなどの連中です。真ん中の羊は100円ショップから来ました(笑)。また機会があったらご紹介します(^^♪

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  4. ありがとうございます。「消しゴムハンコ」はちょっとかすめました…(^^;)かわいい。

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  5. karatさん
    楽しみ(?)にしていてください。というほどのものではありませんが。

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