2017年9月4日月曜日

猫二つ

骨董市で、のぞいたことがないお店に、笹野一刀彫など、小さな人形たちが並んでいるのが、見えました。
どれどれ。


近づいたら、蚕の繭とモールでつくった猫と目が合いました。


大きな繭で体をつくり、小さな繭の頭は、首のところで吊って、中に錘が入っている、つまり首振りになっています。


モールの首輪が大きな耳とぶつかって、首振りが制限されているのは、計算通り?それとも、計算外?あまり頭は動きません。ちょっと首を傾げた姿を崩しません。


同じ店に、小さくて手の欠けた、木彫りの招き猫がありました。
値段を聞いたらお兄さんが、
「ああ、その招き犬は300円」
と言いました。
招き犬ではないでしょうと、帰ってから写真を撮ってみたら、黒い点が二つ見えたので、
「あれっ、招き豚だったか!」
と一瞬、驚きました。
が、よくよく見たら二つの黒い点の上に、鼻があります。


白と黒のぶちがあるので、どう見ても猫でしょう。


大きさは35ミリほど、よく彫れているというのに、犬に見えたり豚に見えたりするのは、へたくそではなくて、個性ということでしょうか?

 
それに比べると、繭とモールの猫は、どこから見ても、誰が見ても猫にしか見えません。








4 件のコメント:

  1.  早速コメントをいれました。
    あちらも覗きますね。

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  2. 昭ちゃん
    よかった!

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  3. あかずきん2017年9月5日 0:00

    繭ねこ可愛い~
    目が笑ってる!
    楽しいですね~

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  4. あかずきんさん
    今でも繭人形はありますが、目を描かないで貼ったのが多いでしょうか。
    今と、「かわいい」が違うのと、一つ一つ手をかけてつくっているところが、ちょっと昔の人形の面白いところです。
    まあ、猫と言うと、目が留まってしまうんだけど(笑)。

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