しばらく前に、クリーニング屋さんに行きました。
その昔は、コートさえも、「自宅でできるドライクリーニング」をしていたので、クリーニング屋さんにはあまりご縁がありませんでしたが、今はドライクリーニングするような服を着ることがないので、さらにご縁がありません。二年ぶりくらいでした。
「お急ぎですか?」
「急いでないけれど」
「じゃぁ、来週の月曜日に、出直して持ってきてくれれば、三割引きになりますが?」
持って行った日は、金曜日でした。
なんとなく、店員さんの勢いに押された感じで、じゃぁと持ち帰りましたが、後から考えたら、変な感じがしました。
ほかのところに行った帰りに寄ったのだから無駄足ではなかったし、そう遠くないからまた来てもいいのですが、来た客を追い返さなくても、
「月曜は三割引きなので、何かあったらまたご利用ください」
くらいでよかったのに、と思いました。
八郷に引っ越ししてきた15年ほど前には、もっとたくさんクリーニング屋さんがありました。
近所の何でも屋でも、小さな場所を設けて服を預かっていました。そんな何でも屋が次々となくなり、クリーニング屋もなくなり、今は八郷ではチェーン店である、そのクリーニング屋一軒だけ(たぶん)だから、強気でそんなことも言えるのでしょうか。
さて、三割引きという月曜日にまた足を運んで預け、数日後、受け取りに行きました。
そのとき、店員さんは、小さなチラシを手に持ち、
「ゲッツポーズをしてくださると、100円引きのクーポンを差し上げます」
と言いました。
「要らないわ。喪服くらいしかクリーニングするものがないから、いつ来るかわからないし」
と答えると、
「これ、いつでも使えますよ」
と言います。
引き下がる気がなさそうなので仕方なく、ばかばかしく、ゲッツポーズをして、そのクーポンをもらってきましたが、帰って見たら、使えるのは、たった一か月だけでした。
クリーニング屋さんに、すっかり遊ばれてしまいました。
うわ~、なんかブラックユーモアな作り話を読んだような気分です。無駄なゲッツポーズを取らされる春さん、笑えるけど笑えない!「「いつでも使えるっていったけど、期限1ヶ月しかないじゃない!」って文句を言いに行ってみたら、はなからそこにクリーニング屋さんはありませんでした」というオチがありそうです(笑)。
返信削除うちも家で洗える服がほとんど。ただ、風通しがよくない場所に吊るしておいた夫のジャケットが夏の長雨の間に全部カビだらけになっていてびっくり。久々にクリーニング屋さんに行きました。
hiyocoさん
返信削除なんか、全然納得がいかないっす(笑)。
クリーニング屋って、預けるのと受け取るのと二度足を運ばなくてはならないから、絶対遠くには持っていきません。これからも、行くことがあればの話ですが、そこ行くしかない(涙)。
あのクリーニング屋さんはなくなりませんよ。前は別の店が入っていましたが、いつの間にか、どこでも見かける、うさぎのついたあの店になっていました。
ところで、この前テレビで、帝国ホテルのクリーニング屋さんの話をやっていました。アメリカ映画で、服を汚したら、「これは帝国ホテルのクリーニング屋に持っていく以外ないな」というセリフがあったんですって!それほど、客も気づかなかった汚れまで落としてしまうそうです。
なかなか、熱心なお店の方ですね~笑
返信削除我が家の下に家族でお店をされていましたが今は廃業です
めっちゃ便利でしたが・・・閉店後でもお願いすれが開けてくれました^^
今はいろんな物(事)が急かされた感じがします
そう云えば、今は洗濯表示に✖がある洋服があるそうです💦
洗わない・・付いて行けないな~笑
あかずきんさん
返信削除熱心ていうか、ゲッツサインさせてみないで、みんなにクーポン配ればいいと思いません?観客は彼女が一人ですよ。さぞ、楽しいでしょうね(笑)。
私が子どものころは、週何回かクリーニング屋が御用聞きに、家に来ていました。裕福に暮らしていない人でも、お父さんのYシャツなど、クリーニング代はしっかり払っていた時代でした。今は、個人経営のクリーニング店は、ほんと少なくなっているのでしょうね。
洗濯しちゃいけない洋服ってどんな服?もしかしたら、絶対にゴミがつかない服?