左右(南北)で、8枚の窓です。
ガラスを嵌めるための溝をつくると、窓枠の断面は不定形になります。そうなると、立体に弱い私の頭は、なかなかついていけません。
まず、実寸の模型をつくってみました。
ほぞ穴の方は、角のみ機があるので、簡単です。
ほぞの方は、
「えぇと、えぇと。あそことここがぶつかるから、ここはこうなって」
と、頭ががんがんします。
これでどうでしょう?
ぴったり入りました。
やれやれ。
これを参考にしながら、ガラス窓8枚分の部材、32本を加工しました。
削り足りないものは再度削りなおすことができますが、削り過ぎたらもう使えないので、一つ一つ合印をつけて、微調整しながら組み合わせます。
上部は、組んでから鴨居にはまるように「しゃくり」加工しますが下部は、レールの上をすべらせるので、組む前に滑車を取りつけます。
滑車を埋め込む穴は、予行練習ではドリルとノミで開けたので手こずりましたが、本番は角のみ機で開けたので、楽ちんでした。
接着剤をつけて部材を組みました。
ちゃんとどれも合印をつけておいたのに、間違えたものが一組ありましたが、なんとかなりました。 組んでしまえば、もう、たくさんの部材がごちゃごちゃしないので、ほっと一息です。
高さを調節しながら、取りつけました。
まだ枠だけで、ガラスがはまっていませんが、こんな感じになります。
外から見た感じも、よくなりました。
窓の左は白い漆喰壁ですが、まだ手付かずです。
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