2017年10月24日火曜日

裁縫のお供

雨の日曜日、久々に裁縫をしました。
戸棚を片づけていると、利用していない布がありすぎるので邪魔。そうだ、仕立ててしまおうと思ったのは、もう半年も前のことでした。
鋏を入れられない布は別として、無地の布、プリントの布などなど、かつて、なにかをつくろうと集めた布が、いろいろあります。
タンザニアのプリント布でワンピースをと思っているうちに、夏は去ってしまいました。しからば厚手の布でと、ボリビアの藍染手織りの布を裁ったのですが、裁ったところでぐずぐずしていて、はや数週間経ってしまっています。
昔は、服は自分でつくる以外ありませんでした。その延長で、既製服が手に入るようになっても、ときおり、なんとなく服をつくってきましたが、こんなに腰が重いということは、裁縫、とくにミシンは好きではなかったと、今更ながら思ってしまいます。
それでも、外は雨。決心して、食卓にミシンを運んできました。

縫いはじめて、糸くずを食卓の下のゴミ箱に捨てようとして、母が折り紙の卓上くず入れを使っていたことを思い出しました。当時、母は広告の紙を真四角に切ってつくっていましたが、その後、デイサービスなどで習ったのか、長方形のままつくっていました。


見よう見まねで、私もいくつかつくっておいたのを思い出して、引っ張り出してきました。
畳んであるのを広げて、このまま使おうとしましたが、底は尖っていて、どうしてもよじれてしまいます。
枝豆の莢や栗の殻など、重さのあるものを入れるとすぐに安定しますが、軽い糸を入れるとなると、いつまでも不安定なので、強く折り目をつけていて、思い出しました。先日、さちこさんが野菜を送ってくれたとき、新聞紙で折った容器にジャガイモを入れていたのですが、もっと浅くつくってありました。
もう一回外に折り返せば、縁全体に厚みが出て、安定しそうです。


というわけで、外側に、もう一回折り返してみました。
折り返すまでは、厚い縁と薄い縁があって、それもバランスが取れない一因になっていたのですが、ほどよく安定しました。
それに、浅い方が使い勝手もよいものでした。


さて、ミシンの手元がやけに暗いのに気がつきました。元々こんなに暗かったかしら?
後ろの方ばかり明るくて、肝心の手元が暗いのです。
我が家の食卓は、窓の外の桂の木が大きくなりすぎて、すっかり暗くなっている上に、この雨です。


そこで、息子にもらった充電式のライトを使ってみました。


このライトは懐中電灯とは桁違いの明るさ、暗い場所で作業するためのものです。


電池はインパクトドライバーにも使える電池で、かなり長持ちします。
大工仕事だけでなく、最近は夜中に犬を外に連れ出しておしっこをさせるとき、しているかどうか見るときに重宝しています。
ミシン仕事にも、役立ちました。






3 件のコメント:

  1. 春姐さんのレポートを読んで気がつきました。
    考えたら机の上に電気スタンドがないなー
    机の向きを変えていたんだ。
     今日買いに行きます。(笑い)

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  2. 昭ちゃん
    ミシン置き場には明かりもあって、そこでミシン掛けできるつもりでしたが、最初からあふれたもののたまり場になっていて、そこでミシンを使うなんて、到底できません。勉強(?)机のところは広く取ってあって、コンピュータを置いて、さらに本を読んだり書きものもできるはずでしたが、いろいろ積み上げてあって、ミシンはおけません。そこには電気スタンドもありますが。
    というわけで、何かするときは食卓にはみ出します(笑)。書き物も食卓で、ミシンも食卓で。やれやれ。

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  3. 「お裁縫」しかタイトル見ないで読み進めたので、えっ、完成品が出てこないで前置きで終了?!と驚いて最初に戻ると「のお供」でした(笑)。糸くず入れ、意外と重要ですよね。いつも裁縫箱の上向きの観音開きの蓋に置いちゃってます。

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