窯焼きのとき使う「さや」を利用したつくばいは、下から井戸水が少しずつ出てくるので、きれいな水を保てると思いきや、形状のせいか、アオミドロや苔が発生しやすいものです。
水が常時あふれているので、周りにきれいな緑色の苔が付着することもありますが、陽に当たるのがよくないようで、最近は、きれいな時よりきたならしい時間の方が長いような気がします。
アオミドロが発生したので、水をかい出していたら、あれっ、何か沈んでいました。
見えたのは気持ち悪いこれで、取り出してみたら、姿が見えなくなっていた柄杓でした。
探してもないはず、こんなところに落ち込んでいたのです。
つくばいは細く、偶然に落ち込むようなものではありません。やっぱりあのとき、子どもたちが突っ込んだに違いありません。
ところで、この柄杓には、自分でつけた柄がついていました。
何でも目の前になかったらすぐ忘れてしまうので、無くした柄杓はねじ式になっていたと思っていましたが、それは先々代のひしゃく、これは骨董市で新しく買った柄杓と同じメーカーのものでした。
取り敢えず柄を外して、本体は磨いてみようとしたら、柄は外れずに、ぼろぼろと折れてしまいました。
さて、磨いた結果がきれいになったと言えるかどうか、微妙なところです。
いずれにしても、残っている柄の部分を取り出さなくては新しい柄を装着できませんが、
柄全体はとても脆くなっていたのに、金属部分に突っ込んだ部分は石みたいに硬くなっていて、ドリルで穴を開けてみたら、煙が出るくらいでした。
酸素が届かなかったようです。
今日は晴れるでしょうか。
西の空はすっきり晴れていますが、南東の空には雲がいっぱい、朝日に照らされています。
おはようございます。柄杓が沈んでいたとは、結構深いつくばいなのですね…。
返信削除それにしても柄杓の柄の先端部分に付いている、何か生物っぽいものは何ですか?ちょっと確かに気持ち悪い…。
私も柄杓の柄の謎の付着物、気になります。海で拾った流木ならコケムシっぽいのですが。
返信削除karatさん
返信削除その昔(骨董屋は室町時代と言っていたが?????)細長い壷を焼くとき収めたさやでしょうか、高さは70センチもあります。そんなに深いので、メダカなどが飼えません。
実はこれに、雨どいで集めた水を落とす計画でしたが、雨どいがいつできるか全く未定で、大雨が降ると、土間出口の前はちょっとした水たまりになります(笑)。
あれ、何でしょうね。私は水中キノコかと思って写真を撮って、調べもせずに捨てました。
hiyocoさん
返信削除わりと深い場所で、あんなものができるなんて、びっくりしました。
何でしょうね?なんて、他人事です(笑)。あれが硬いものだったら、私のコレクションの一部になったのに....。どこへいっちゃったかなぁ。