埼玉県鴻巣の練りもの、「鯉金」です。
「赤もの」に出逢うのは、久しぶりでしょうか。骨董市で、水屋さんが土人形たちと一緒に持っていました。
練りものは木屑をふのりで固めてあるので、ネズミに齧られたり虫に喰われたりして壊れやすいものですが、よく残っていました。戦前のものと思われます。
鯉も丁寧に絵つけされています。
古い鯉金を真似てつくったと思われるものに、久米土人形があります。
こちら、髪の毛は省略してあります。
熊金、鯉金、そして、猪金です。
赤ものたちがこんなにいれば、疱瘡はきっと、我が家を除けて通ることでしょう。
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