2018年5月30日水曜日

お鍋の蓋


しばらく前に、鍋の蓋の取っ手の接着していたところが片方取れてしまいました。
まもなく、こんこんギャラリー恒例の「椅子展」があるので、鉄作家のすちさんに出会ったら、直してもらえるかどうか訊いてみようと待っていました。やがて「椅子展」が始まったのでバッグに入れて持って行ったのに、すちさんとは会えずじまい、そうこうしているうちに、もう片方も取れてしまいました。
バラバラです。


直径16センチの、この蓋の使えるお鍋は、多層の底がちょっとはがれてしまったのも入れて三つあり、蓋も一つは健在です。蓋はいつも使うわけではないので、お鍋三つに蓋一つでも事足りると言えば事足ります。
ほんの小さな接着面で30年以上も活躍してきたのは立派ですが、さてどうしよう?
ネットで探すと、かつてこのお鍋を扱っていた店は、すでになくなっていましたが、蓋は別の店でなんとか見つかりました。

私は、お鍋と言えばエバトリオ派でしたが、エバトリオにも、もうステンレス製のお鍋は少なくなり、主流はアルミニウムにセラミックコーティングしたものとかアルミニウムにフッ素加工のものです。そして蓋はガラスをはめ込んだものが増えています。本体は軽く、蓋は中が見える重いものをという考え方でしょうか?
しかも、新しいスタイルのお鍋は、形は同じですが、アルミニウムのせいか、取っ手が外れにくいように、鋲まで打ってあります。
そんな中で、ステンレス製のものが30年以上もモデルチェンジもせずにあることに感謝しながら、蓋を注文しました。


やっぱり蓋が二つあると安心、二つ同時に使うことはないかもしれないけれど、なんだかホッとします。
取れやすいのかもしれませんが、取っ手を軽やかに接着しているところも、私のお気に入りなのです。







4 件のコメント:

  1. エバトリオは初めて知りました。無駄がなくてかっこいいですね!

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  2. 鍋蓋修理できず、残念でした。
    私は、ステンレスの溶接を毎日やっています。
    せめて、お知り合いでしたら。

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  3. hiyocoさん
    あぁぁ、一か月もコメント見逃してすみません。以後、気をつけます。
    エバトリオは無駄なくてかっこいいのですが、鍋はステンレスからアルミに加工したものに、蓋はガラスのものになっています。蓋の取っ手のつき方もとってもスマートでしたが、スマート過ぎたか?もっとも30年も毎日のように使っているのだから仕方ないですけれど(笑)。

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  4. 康之さん
    初めまして。せっかくコメントいただいたのに気づかず、すみませんでした。
    ステンレスをくっつけるなんて、いいお仕事ですね。鍋の蓋、捨てていませんよ。目につくところに置いて、毎日見ています(^^♪
    お知り合いだったらなぁ、一瞬にくっつくんでしょうね。私が、なくした積み木を一瞬でつくってあげられるように...。

    私にも、直してくれそうな友人がいるのですが、彼のつくった椅子の修理をお願いしてから、早三年以上経っています。しかも、今年から木こりに目覚めてフルタイムで働いているので、いつ椅子がなおってくるのか?お鍋の蓋も頼んだとしても10年くらい見なくてはならないかもしれません。でも、捨てられません。

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