今週は、前半に二組10名の客人があり、今日から月曜にかけては三組21名の客人があります。
まっ、忙しいと言えば忙しいけれど、楽しいと言えば楽しい、そんな日々です。
その合間を縫って、金曜日に山を越えた真壁に石を買いに行きました。
90×45×12センチの石を28枚、軽トラックでは一度に4、5枚しか運べないので、トラックを借りました。
いつもの、さまざまな建機を貸しているレンタル屋さんは、ユンボのレンタルだけになってしまっていたので、しかたなく一般の貸し自動車から2トン車を借りました。
ハウスメーカー以外の建設は、大幅に減っているのでしょう。
いつもの石屋さん、7年ぶりです。
背の高い観音さまたちは、3.11の教訓からか、紐で建物に結わえつけられています。
お天気は、やっと崩れず持ちこたえていました。石を積んだ帰りは、あの、雲のかかった山の峠を越えなくてはなりません。
誰がこんなカエルを、どこに置くのでしょう?
欲しい石の一包は16枚になってパレットに乗っています。
以前は、ユニックを借りたのでそのまま乗せてもらいましたが、今回は普通のトラックです。そのままでは重すぎて、家でユンボで降ろせないので、28枚を三つの山にしてもらいます。
石屋さんは、フォークリフトをまるで自分の手のように、手際よく動かします。
一つ乗せるたびに、トラックは揺れて、ずずーんと沈みました。
慎重に運転します。
正面の辺りに、越えなければならない上曾峠があります。
それにしても、人は1枚の石(約100キロ)でも持てないのに、トラックは28枚も一度に運ぶ、改めてその馬力に脱帽です。
そろそろと運転しましたが、山を越えきるまで後続車がいなかったのが幸いでした。あまり交通量がない道とはいえ、そんな幸運に恵まれることはめったにありません。
無事に、家にたどり着きました。
しかし、家に帰ってから、フォークリフトの威力を知ることになります。
我が家の小さいユンボでは、10枚を一度に持ち上げることができません。
しかたなく、2枚を先に降ろして、8枚にしてパレットごと吊り上げようとしましたが、ぎりぎりでした。
そのあとは7枚にして作業しました。
2パレットを何とか降ろして、最後のパレットになりました。
あちゃぁ!
最後というわけで気を抜いたわけではないのですが、石がトラックを離れたとたん、傾いて崩れ落ちてしまいました。
ここで、石は置いておいて、とりあえずトラックをきれいにして返しました。
よかった、傷がついたなどと、余分なお金を取られることなく、なんとか石運びが完了しました。
私たちがいた間に石屋さんに来ていた客はピンコロ(サイコロのように切った石)を買った人だけ、お墓の形態も変わってきているし、石を使う家を建てる人も減ったし、石屋さんには、客がいよいよ減っているようでした。
涅槃像でも参拝の方とお釈迦さまが紐で
返信削除繋がれるように、、、
理屈抜きでいいですね。
あっ!!
返信削除信仰ではなく転倒防止用でしたね。(笑い)
昭ちゃん
返信削除石屋さんたち、もう少しテーマパーク風にするのもありでしょうか?(笑)。
3.11の直後は、申し訳なくて写真なんて撮れませんでしたが、ほとんど倒れて、首が取れて転がったりしていて凄惨でした。
観音さまもずいぶん背が高い!誰が買うのか、ちょっと疑問ですが、この辺り、お墓に観音さまを建てている家もあります。
あのカエルの行き先はあるのでしょうか(笑)?恵比寿様と大黒様も巨大でびっくりです。近所にガリバーが住んでいるとしか思えません。
返信削除ユンボがひっくり返らなくてよかったですね!
hiyocoさん
返信削除カエル、落ち着き先を探すのは難しいですよね。でもあれを彫り出すほどの大きさの石を切り出して、重機があるとはいえ中国から運んでくるなんて、いったいどうなっているのか、頭が?????になります。
ユンボ、ひやひやです!でも慣れているから大丈夫ですが、紐のかけ方が悪いと言えば悪いのです。パレットの下に入れた単管が真ん中によらないようにして持ち上げなくてはならないのですが、こうゆうときは、だいたい焦っていますから(笑)、早く済まそうとして、テキトーにやります。
で、紐が寄っちゃってバランスを崩しました。