お寺さんで開かれた、地域通貨の交換会、「さとのわ」のようすです。
このお寺は、600年以上の歴史があり、江戸時代に建て替えられたものだけど、数年後には建て替えるとか、もったいない、このままだったらどんなにいいでしょう。
四人姉弟の長女のはなちゃん(ここにもはなちゃんが!)は、小学生だというのにすっかりお母さんの片腕、弟たちの面倒をみていました。
参加者の最年少は、S家の生後一か月の赤ちゃんでしたが、こちらは生後三か月、荷物置き場に置かれて、ずっとおとなしくしていました。
私が売ったのは、もう使わなくなった保存ビンや新しいさらしの布で、買ったのは野菜と『ナショナルジオグラフィック』のアンコール特集号、手づくりケーキも二つばかり買って、その場でいただきました。
ただ、「水に支配された都、アンコール」というのは違う気が、「水を制御した都」という方が、アンコールにはふさわしいと思います。
付録では、アンコール王朝の興亡の図解(裏は東南アジアの地図)がついていました。
余談ですが、『ナショナルジオグラフィック』の写真はすべて、『ナショナルジオグラフィック』のものとなります。写真家は版権を失いますが、それでも写真家のひとつの登竜門であり、宣伝の場であることは間違いないでしょう。
「さとのわ」では、現金ではなく、地域通貨の「さと」で取引きします。
姐さん
返信削除ジオグラフィックスの鮮明な写真は大好きで
自然史方面はスクラップで取ってあります。
「お寺あっての檀家 檀家あってのお寺」
時代の変りをつくづく感じます。
昭ちゃん
返信削除素敵なお寺でしょう?
私の買った『ナショナルジオグラフィック』は、お寺さんから出品されたものでした。誰もいないでがらんとした本堂より、子どもたちの声が響く本堂の方が、仏さまはきっと喜ばれたと思いますよ(^^♪
室町時代に建立されたお寺、私としては、建て替えではなくて「修復」にして欲しいです。
ランニングクラブの友人が、昨年のかすみがうらマラソンで飛び賞で、アンコールワットマラソンに招待されて行ってきました。水はペットボトルでふんだんに支給されたそうですが、街には貧しさも垣間見られ複雑な想いだったと言ってました。日本では飲料水の大切さに鈍感ですが、水道の民営化に不安がよぎります。
返信削除Akemi Fujimaさん
返信削除水道が来てなくても人は暮らせますが、カンボジアは今、フンセンの強権が問題になっています。もの言えない社会は困ります。
カンボジアは暑い国ですが、1980年代、国際援助もなく孤立していた時代も、わりと隅々まで氷が行き届いていました。フンセンもよくやっていたのですが...。
12世紀のアンコールは水の都、あるかないかの傾斜を利用して、水が最大限に利用されていました。池(バライ)は、聖なる池、飲料に使う水の池、生活用水の池、農業用水の池が、高いところから順に掘られていました。写真は今も残る農業用水の池です。
遺跡も次々と解明されつつありますが、一番面白いのはカンボジア人と回ることです。「ここは揚げたタガメが名物」なんてところもあって、みんなでむしゃむしゃ食べました(笑)。
タガメって調べちゃいました。雑食の私ですが虫はどーも…。克服できるかなぁ。
返信削除治水?といっていいでしょうか。治水技術は、どこの国にあっても地域の公共性に直結してきたと思います。今の技術開発・研究は何を見つめているのでしょう…。
Akemi Fujimaさん
返信削除20人ほどのカンボジア人と一緒に行きました。とっても美人の若い女性がいたのですが、新聞紙を貼り合わせた紙袋に山盛りタガメを買って、むしゃむしゃぽりぽり食べながら、盛んに勧めてくれました。
プノンペンではタガメの素揚げは見たことがありませんが、みんな、初めて西部に来たにもかかわらず、どこで何をしたらいいか、口コミで知っているのです。
一緒にカンポットという海辺に行ったときは、なんてことみんな争ってカニを山のように買って、帰りの車はカニ臭さ満載でした(笑)。
虫は、よいたんぱく質と言われています。蚕の茹でたのは好きですが、後は私もどちらかと言えば苦手です。固いだけならいいのですが、柔らかいところがあって(笑)。でも固いだけでも食感が悪いものもあります。その昔ビルマに行ったとき、コオロギをふりかけ状にしたものを食べましたが、ふしゃふしゃと羽が口に残りました。コオロギ臭かったし(笑)。