2019年2月9日土曜日

セミョン・キャット


セミョン・キャットです。
これはマトリョーシカの一大産地、セミョーノフでつくられてきた、親猫に子猫10匹が入った「数遊びネコ」をモデルにつくられたもの、VOLGAという日本のお店オリジナルのマトリョーシカです。


ちなみに、数遊びネコとはこんな姿です。
子どもたちが数の勉強をしたものでしょう。


7匹の猫くんたちには、きっぱりとしたおおらかさが漂っていて、いまどきの繊細な作家ものとは一線を画しています。
つやつやしたニスモなんだか新鮮です。


轆轤仕事も、さすがセミョーノフ、とても薄く、よくできていたのですが、何故かそれぞれに細かい木くずが入っていて、ざっと払ったのですが、写真に写してみたらみんな粉っぽくなっていました。


普通、マトリョーシカは大きいものほど手をかけて模様も多いのですが、これは不思議、4男、5男、6男の帽子だけに、セミョーノフ独特のの渦巻き模様がついています。








2 件のコメント:

  1. マトリョーシカの魅力の一つに「木の香り」があります。マトリョーシカを沢山置いてあるお店はいい香りがします。マトリョーシカをあけて匂いを嗅ぐって、ちょっと変(^^;)ですかね。木くずがついているくらい新しいのは特にいい香りでしょう?(笑)
    Volgaのお店は行ったことがあります。セミョーノフ系のマトリョーシカが多く置いてありますし、時々セミョーノフで絵付けをしているロシア人のお兄さんが居るときがあります。職人技でササっと描いていく様子はさすがです。

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  2. karatさん
    小学校の時だったか、「ヴォルガの舟歌」という歌を習いましたが、セミョーノフはヴォルガ川のほとりにあるんですね。絵つけしているお兄さんはネットで見たことがあります。近かったら習いに行きたかったなぁ。
    マトリョーシカ屋さんはマリンカしか行ったことがなかったけれど、コケシーカとかパルクだとか行ってみたいところがありますが、重い腰がなかなか。それに行ったら散財しそう(笑)。

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