2019年8月11日日曜日

明がらす再び

夫の主催する集会があり、レナータさんが遠野から来てくれました。


お土産に明がらすと、


どぶりきゅーるをいただきました。
どぶりきゅーるは、私たちが遠野に行ったとき泊まった「民宿とおの」でつくっているもの、米、米麹、赤ぶどう汁が材料で、仕込んだ季節によって味が違うという、とてもおいしいお酒でした。


箱入りの明がらす、初めて見ましたが包装が素敵です。明治か大正にデザインされたままの包装紙なのでしょう。
一年中着物姿だという、明けがらすのちゃきちゃきのおかみさんを思い出させるたたずまいでした。


中の折りたたんだ栞もおしゃれです。
しかし、箱のわきにスペースができてしまっているのは、包み紙のデザインと、お菓子のサイズが合っていないのだろうとおかしくなりました。


お菓子の大きさのバランスと、昔デザインされた包み紙の、どちらも尊重した結果なのでしょうか。







6 件のコメント:

  1.  なんとなく江戸時代を思い出すような名前ですきだなー
    日の出と共にねぐらから鳴きながら飛びだす風景は
    もう見なくなりました。
    「カラスが鳴くからか、え、ろ・」も好き!


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  2. 昭ちゃん
    明がらすは早朝に鳴いて男女を引き裂く、つれないものを意味するそうですね。新内の「明烏夢泡雪」は安永元年に初世鶴賀若狭掾が、実際にあった吉原の遊女浦里と春日屋時次郎の情死事件を脚色したものだとか、落語でも語られ、かつて8代目桂文楽の十八番だったようです。
    もっとも、ここまつだ松林堂の3本足の明がらすは神さまの使いで縁起のいいものとされているそうです。

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  3. 「三千世界のカラスを殺し主と朝寝がしてみたい」
    幕末高杉晋作の唄ですね、
    太陽に住む三本足のカラスも黒点と比較して好きです。
    さて大きい10号がどう動くかー

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  4. 昭ちゃん
    大店のぼんぼんの𠮷原通いなんて、今では「けっ!」と思うものですが、当時は男女とも自由が少なかったということでしょう。もっとも、自由とは「人はどうあろうと自分を通す」と言うことでもありますが。

    北九州はあんまり台風には直撃されないところなのでしょう?今回もきっと大丈夫です(^^♪
    いつもは水が不足しがちの北九州、今年はもう水はたっぷり溜まっていて、よかったですね。

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  5. 春姐さん今度は大きいので気圧計の針がぐんぐん下がります
    宮崎―四国の線かな、偏西風が東に曲げるかまだ不明ですね。

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  6. 昭ちゃん
    台風はゆっくりですね。「軽く通り過ぎてくれ」という祈りが通じるといいのですが。

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