2019年10月11日金曜日

インクのアルミケース

暗くなってから郵便受けをのぞいてみたら、小さな包みがありました。
「何だろう?」
明るいところで見たら、差出人はあかずきんさん、携帯用アテナインキのアルミのケースに違いありません。


やっぱりでした。
以前インクビンを送ってくださったのですが、そのとき、ケースのことは忘れていらっしゃったのでした。


というわけで、アルミケースとインクビンが久しぶりに邂逅しました。
 

左がアテナインキで、右はライトインキです。


丸善アテナインキのロゴは、とてもおしゃれです。


蓋はコルク栓ですが、アルミケースに入れておけば、蓋は取れないし、少々こぼれてもほかのものを汚したりしなかったことでしょう。


さて、あかずきんさんがアルミケースを入れて送ってくれたのは、「鶴の子」の博多山笠仕様の卵型の箱でした。


博多のおいしいものはいろいろあるでしょうけれど、私が博多のお菓子としてすぐに思い浮かべるのは、「ひよ子」 、「にわかせんべい」、そして「鶴の子」です。
昔いただいた「鶴の子」の箱は、ちゃんととってありました。
「おやっ、何か入っている?」


「鶴の子」の箱を開けたら、昔はどこにでもあった、内職でつくった手貼りの箱が入っていました。


プラスティックでできた、「鶴の子」の博多山笠の箱も、その中に一緒に入れました。
あかずきんさん、ありがとう。






8 件のコメント:

  1. アルミケースいつ頃の物でしょー
    戦後ですよね、戦時中は有る訳ないし。

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  2. 昭ちゃん
    アテネインキもライトインキも、右から書いてあるし、「インク」ではなく「インキ」なので、戦前と思われます。
    携帯用ということは、学校の先生が「赤」を入れるために使ったのでしょうか?

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  3. 私も鶴の子好きなんです(笑)
    ケースがあるべき姿に収まってバンザーイです��

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  4. あかずきんさん
    鶴の子、好きです(^^♪東京で売っていない頃、博多から友達が自慢げに持って来てくれるひよ子も美味しかったです。
    アルミケースはありがとう。おかげさまで、申し合わせたようにぴったり収まりました(笑)。
    戦前のロイドインキ、プラトンインキ、戦後のポプラインクなどもアルミケースつきだったみたい、おもしろいですね。

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  5. まだ昭和10年前半で物資不足は後半ですからね。


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  6. 昭ちゃん
    物資不足は瞬く間に広がったようですね。
    だから、今もコンビニにものがあるからと言って、安心できないと思っています。
    できるだけ、政府やコンビニに頼らずに生きる練習をしながら生きていたいとおもいます。

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  7. なぜ瓶をアルミケースに入れるのですか?変色しないように?今もこのようにインクを保管するのでしょうか?
    書き忘れたのですが、埴生の宿の記事の写真、どちらも素敵!

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  8. hiyocoさん
    蓋がコルクだからです。まだ、ガラスのねじ式がなかったのでしょう。
    インクは、通常家に置いておきますが、持ち歩きしなくてはならない人もいました。持ち歩きするため小さくつくって、コルクの蓋をして、その蓋が絶対抜けないよう上から抑える感じで、高さぎりぎりのケースをつくれば、コルクの栓は絶対抜けないという仕組みです。
    コルクですから、それでも少し染みたりしてアルミケースの底に色が着いたりしていますが、大丈夫、当時としては画期的なものだったはずです。

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