2019年10月9日水曜日

隅から隅まで見たよ!


闘病中のH.Mさんの家を訪ねました。
広い家からアパート暮らしになって初めてでしたが、狭いなんて感じさせない、相変わらず素敵な暮らしをしていました。


川崎毅さんの鳥。


陶器の家は、やはり川崎さん作、小さいのはガラスの家です。


おどろいたのは、早世した斎藤暾さんの作品がたくさんあったことでした。
壺もそうですが、左のベルは、H.Mさんが結婚式の引き出物としてつくってもらったものだそうです。


ここにも引き出物のベルが。
ちなみに、右のガラスは、共通の友人M.Mさんの結婚式の引き出物で、やっぱり友人のガラス作家につくってもらったものだそうです。
みんな、友だち思いというか、羽振りがよかったんですね。いくら駆け出しとは言え、手づくりの作品には当時もそれなりの値段がついていたと思います。
私たちの引き出物は、白山陶器の調味料入れセット、大違いでした。


これも、斎藤暾の作品だそうです。
前の大きい家ではしまい込んでいて、アパートに越すときに誰かにもらってもらおうしたけれどうまくいかず、しかたなく持ってきたそうですが、今ではでーんと食卓に乗っていて、存在感を示していました。


小田まゆみさんの木版画もありました。
「掛けるところがないんだ」
その後ろには、H.Mさん自身が描いたリトグラフも隠されて(?)いました。


この写真のサインは、レコードジャケットのデザインをしたH.Mさんが、彼女たちから直筆のサインをもらったもの、上はジュリエット・グレコだけど、下は誰だったか?聞いたときは、よく知っている名前で、「あの人かぁ」と思ったのに、忘れてしまいました。


H.Mさんは古い友人なので、たまに会うと彼が私に見せたいものがたくさんある、私も見たいものがたくさんある、楽しい訪問でした。







6 件のコメント:

  1. 素敵過ぎる!こんな生活が可能なのですね(笑)。
    なんでもかんでもそこら辺に置きっぱなしのうちの男どもがいなかったとしても、こうはならないと思います。
    パピルスの器の中に配された石がいいですね。鳥もいいなぁ。

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  2. hiyocoさん
    パピルスは素敵でした。
    彼らの元の家は大きな家で、室内もお庭も素敵でしたが、アパートで、しかも何も手直ししないで、素敵に住んでいました。
    アパートですから、大きな緑など邪魔になりそうなのに、どの部屋にも大きな緑があって、どれも元気でした。余裕があるよね。
    我が家の飾り物、びっしり詰めていてラッシュアワーの電車みたい、何の余裕もありません(笑)。

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  3. 素敵です。確かに広くなさそうなのに、写真にうつってるだけでも、5鉢? これだけ緑と触れ合う方がアパートに移られる決意をされたんだなと思いました。

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  4. akemifujimaさん
    アパートに移るには、いろいろ理由がありました。でも、交通の便はいいし、病院も近いし、今となってはよかったそうです。
    緑は10鉢くらいありましたよ。私ならうっとうしくてすぐ片づけるかもしれません(笑)。
    たまたま前日電話があったからと共通の友人も一緒したのですが、彼らのお土産は一抱えもある紅葉した木の枝でした。それを居間の大きな火鉢の中にあった鉢をベランダに片づけたあとに、バケツに入れたまま置きましたが、盛大で素敵でした。

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  5. 居間で紅葉🍁
    やってみたいです^_^
    うちでは無理なので、会社で提案してみようかな…^_^

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  6. akemifujimaさん
    私なら、一度はできても続かないでしょう(笑)。
    毎日を美しく生きるのはなかなか難しい。つい活けた花は枯れても放りっぱなしとか、鉢の緑には埃が積もったりとかなってしまいます(汗)。

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