2019年10月20日日曜日

おもちゃ骨董の店先


骨董市でおもちゃ骨董のさわださんが、明治のブリキの水太鼓を持っていました。


後の小さな受けがある6枚羽の水車に水を垂らすと角兵衛獅子も福助さんも、鉛のバチで太鼓を叩くのです。
「すごいなぁ!」
「おれのコレクションだけど、少しずつ出そうかと思って」
おい、おい、大丈夫?さわださん。
角兵衛獅子と福助さんは平面仕様とは言え、明治のブリキですから、いくつものパーツを丁寧にはんだづけしてあります。
勿論それなりの値段、
「ヤフーオークションに出したら、すぐ売れちゃうよ」
そうそう、すぐ3倍くらいに跳ね上がりそうです。


この鏡台もすごい!
隣からのぞき込んだ女性が、
「懐かしい、小さいころこんなおもちゃで遊んだわね」
と言っていましたが、いったいあなたはいくつ?
昭和にはこんな丁寧のブリキのおもちゃはありませんでした。


何かのおまけたち。
とってもかわいかったけれど、1つ500円。我が家にきたら埋もれてしまうので、これも見るだけにしました。


二度目にのぞいたとき、時間をかけて選んでいた女性に選んだものも見せてもらいました。
右のセルロイドの何だかわからない動物は、車がついていて走ります。ピンクの木切れのようなものは、猫のスタンプです。
手前はセルロイドの笛、これは私も買いました。


この2台の消防自動車もかなり古いものでした。


おもちゃ屋さんのデッドストックだとか、ピストルとか、投げるとパンと爆発するおもちゃ(左端)など、山のように持っていました。
私が小さいころは、ピストルはおもちゃ屋さんの定番で、小さな火薬をくるくる巻いたのを入れて、パンパン鳴らします。弟もよくこれで遊んでいました。

そうそう、メンコもいっぱいあって、男性たちが熱心に選んでいました。おまけを買っていた女性のお連れ合いは、豪勢にも明治時代の丸めんこをたくさん買っていましたが、別の男性は、角めんこが一枚200円と言われて、何枚買ったものかずっと悩みながら、何度も見返していました。
楽しい、おもちゃ骨董の店先でした。








4 件のコメント:

  1.  投げるとパンっと鳴るのは「かんしゃく球」のことかな、
    子供の頃物陰から車に投げるとパンクと思って車が止まりました。
     「丸メン」の強くなる方法は
    井戸端で毎日濡らしては天日に干し、干しては濡らしていると負けない強いのが
    「下ば」と言って反さなくても下に入れば勝ちのルールがあり事前に決めます。
    「メンコもけん玉」も冬陽の射す日向の遊びです。

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  2. 昭ちゃん
    投げると鳴るものは鼠色で、よく見なかったのですが確か二つがセットで、私の知っているかんしゃく玉とは違うものでした。
    めんこは、私が小さいころ見たのはほとんど角めんでしたよ。男の子たちは一生懸命めんこ(ぱっちんと言っていた)を油をかけたりして育てていましたが、女の子はあずかり知らないことでした(笑)。
    男の子たち、ビー玉もよくしていましたが、けん玉はしていませんでした。たぶん、みんな貧しくてけん玉は買えなかったんでしょうね。

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  3. 私たちの時代は丸メンばかりで九州に来て知りました
    パッチンと呼ぶのも、
    遊び一つでも面白いですね他の世界では、、、、。

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  4. 昭ちゃん
    ビー玉はビー玉、おはじきはおはじき、石けりは石けり、めんこだけはどうして地方色があったのでしょうかね?
    独楽は木の独楽で鉄の支柱でしたが、地面で回したのをすくいあげて紐の上を這わせたり、それから掌に投げて乗せたりする、ほれぼれするくらいうまい子が何人もいました。
    冬は田んぼで、奴凧で凧揚げもしましたよ(^^♪

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