どの板にも切り込みを入れなくてはならなくて、手間取ってしまった階段の踏み板張り、すべて仕上がってから、夫が言いました。
「隙間は1センチでもよかったなぁ」
「だから1センチにしようかって訊いたら、2センチがいいって言ったじゃない!」
何を迷っていたのか珍しく歯切れが悪かった夫、見本としてつくった一段を見ながら、
「1センチにするつもりだったけど、2センチでもいいか、ほかが2センチだからな」
などと言いながら、2センチの隙間に決めたものでした。
階段は、1段を2枚の踏み板で、手すりを挟むようにしてつくっています。
手すりの板厚があるので、踏み板の手すりにあたる部分はそれぞれ切り取ってありますが、仕上がりの板と板の、隙間が2センチになるように切り取っているのです。
確かに、1センチの隙間の方がよかった気もしますが、今から直せません。
切り込みの修正はできるし、踏み板の釘穴はそのまま利用できますが、釘を受けるプラスティック材(高価)の釘穴の位置が、大きくではなくわずかにずれるので、プラスティックが割れたりして強度が下がるのです。
廊下部分もほぼできました。
居間からテラスに出る部分も、全体を張ってから最後に釘打ちする部分を除いてできました。
テラスの周囲は、すべて手すりの束に合わせて切り込みを入れなくてはならないので、まだまだかかりそうですが、だいぶできてきました。
毎回楽しんでみていますよ、
返信削除私の方に引っ張ると手摺や円形物はひづみ取りが大変で灸据え方で、、、
今は加工の段階で心配がないそうで旋盤でもデジタル化ですよね。
昭ちゃん
返信削除床板を張っているのですが、鉄骨の上に設置した受け木が固くて、いちいちドリルで渾身の力を込めて穴を開けてからビスを打つので、もたもたしています。
もっとも、この受け木を柔らかい、ビスの入りやすい木でつくったら、そこから腐ってくるに決まっていますからね。
1センチか2センチか・・・。機能的には問題がなくても、心理的なものでしょうか?
返信削除akemifujimaさん
返信削除そうそう、空間の心地よさを決めるものは、心理的なものが大きいかもしれません。
我が家の階段は、20㎝で上がっていますが、段差のあるところは全部15㎝です。これがいろいろだと、脳も戸惑うでしょうね。
天井を240㎝にするとか、210㎝にするとかも、その部屋の大きさにも関係してくるけど、部屋の質を決める気がします。狭い広いの緩急も大切ですし。面白いですね。