昨年、ある集会でパネリストのKさんが、何のテーマでお話されていたのだったか、
「茨城の方もいらっしゃるようなので、この写真を見せましょうか」
と、道端に立つ、手づくりの稚拙な鳥居の写真をスライドで映されました。Kさんは、日本全国の市町村から町おこしをテーマとした講演に呼ばれて、忙しく飛び回っているという方でした。
そのスライドの鳥居は、私は日常的に目にしているものでしたが、会場にいる他の方たちは、何だかご存じないようでした。
「えぇっ、あれは茨城固有のものだったのか!」
そうだとは、まったく知りませんでした。
近所の道の、人家のないところに立っているのは、やたらごみを捨てる人が多いということなのでしょう。
その昔、京都のあたりだったか、町の土塀の下の方に小さく、鳥居の絵が描かれていました。
それは、「小便無用」つまり、立ち小便をすると罰が当たりますよと、神さまを持ち出して、立ち小便の被害を少なくしようとしているものでした。
Kさんは、鳥居を建てると、霊験あらたか、ゴミ捨てがなくなると話されていました。確かに、レジ袋ごと捨てているような見苦しいごみは、鳥居の周りには落ちていません。
道端から、鳥居がなくなる日が、早く来て欲しいものです。
初めて見ました!やはりここでトイレをするなという意味だと思いましたが、ごみの投げ捨て防止なんですね。
返信削除幹線道路の中央分離帯とか昔はゴミだらけだったけど、今はあまりないような気がします。だいぶ意識は変わったとは思いますが、人の目が少ない場所だとまだあるかもしれませんね。
hiyocoさん
返信削除やっぱり!
茨城県外の人はこの鳥居、知らないのですね(笑)。
春や秋の日曜日に、地域総出でゴミ拾いしているのを見ることがあります。たぶん市から集落に補助金が出て、それでやっているのだと思いますが、周りまわればみんなが出している税金なのに、そしてゴミが勝手になくなるわけでないのに、捨てる人は考えなしです。
先日信号で右折しようと停まっていたら、いつもは草ぼうぼうの中央分離帯がきれいに草刈りされていて、蒔いたと思えるほど空き缶が散らばっていました。「草を刈る人はきれいにするのが目的なんだから、缶も持って行けよ」と思いましたが、責任範囲内ではなかったのでしょうね(笑)。
福岡でも見かけます(笑)
返信削除初めは何だ?と思いましたが
でも段々少なくなっているかもしれません。
中央分離帯のタバコの吸い殻は中々減らない気がします。
知りませんでした!(^^;;
返信削除あかずきんさん
返信削除あらっ、福岡にもあったのですね。そのKさんのスライドショーを見たのは壱岐島で、福岡の人もずいぶんいたのにご存じなかったようでした。
道路わきが田んぼで、バカでかいのを立てていた人がいました。田んぼに缶を投げ込むなんて言語道断と思っていましたが、最近は取り外されています。というと、投げ入れていたのは高齢者だったの?(笑)
akemifujimaさん
返信削除つくばの町中にはありませんものね。
でも、東京住まいのKさんは、茨城のどのあたりで見たのかしら?
私も茨城をくまなく、鳥居に注目しながら(笑)走ったわけではありませんが、もしかしたらうちの近くだけかしら?(笑)
こんばんは。こちらでも一箇所見かけます。一体なんなんだろうと思っていましたが、そんな意味があったのですね!いかにも不法投棄されそうな集落と集落の間の山の坂道に有ります。
返信削除ボトルソウドウさん
返信削除富山にもありましたか。茨城ほど知られてはいないけれど、日本全国いろいろなところにあるのですね。
鳥居は人里は離れているけれど、わりと交通量のあるところに立てられています。
道路わきの篠竹を刈って、ぴっかぴかにきれいにすれば捨てにくくなるかとも思いますが、自分の田んぼの脇でも草刈りしない人もいますしね。
お店とかもそう、店の前のグリーンベルトをきれいに手入れしているコンビニとかが好きです(笑)。