2020年2月5日水曜日

力仕事は続く


手すりの束(つか)が、ずいぶん所定の位置に立ちました。
すでに横に木を渡しているところは、以前と同じようにベンチになるところです。


以前のテラスは、床板は黒いペンキで塗り、手すりはレッドシダーそのままで、経年で手すりも黒ずんでいましたが、今度はどちらも明るいヒノキの色、少し印象が違ってくるかもしれません。
保護剤としてしみ込ませているWood Long-Ecoは、うまくいけば灰色がかるだけで、そう黒ずまないはずです。


比較のため、以前のテラスの写真を載せてみました。


今週のはじめから、床板の加工をしています。
床板用の3メートルのヒノキ材は、厚みが55ミリのものがほとんどですが、60ミリのものや、中には45ミリしかないものも混じっています。
出来上がりの床板の厚みを50ミリにするので、まずは厚さごとに仕分けして、薄い材ははねて、厚みをそろえるために自動鉋をかけます。
55ミリ厚の材は、裏表と両横の四方、1本につき4回だけ鉋を掛ければすみますが、60ミリ厚のものは厚みを薄くしなくてはならないため、1本につき少なくても6回は自動鉋を通さなくてはなりません。
また、材は三面無節の商品でしたが、残り一面の節のあり方が材によって違い、中には脇の面に節が出ていて、しかもそれが抜けてしまっている材もあるので、そんな材は短くして使うなど、木取りもしなくてはなりません。


それにしてもこのヒノキは、材木屋さんで何十年も置いてあったものと見え、埃がうずたかく積もっていました。
今どき、無垢のヒノキ板を使って建てる家など、ほとんどないということでしょう。

さて、重い材を、自動鉋の前まで運んで、削って、また運んで削っての繰り返し、さすがに手の関節だけでなく、腕や肩も痛くなりました。
夫も、このところ、束を取りつけるために、鉄骨に穴を開ける作業の連続で、右腕は限界に来ているようです。
鉄骨に穴を開けるのは、とにかく力仕事なのです。
そんなへとへとの二人ですが、板削りの二日目は、二人で作業したので、ずっと楽でした。自動鉋の前後に、入れ方と受け取り方にわかれて作業したのです。


日に何度も片づけているのですが、あっという間にたまる鉋屑。材はまだ、必要量の半分も削っていません。


気力はみなぎっているのですが体力が追いつかないで、あちこち痛くて夜中に目が覚めてしまう日々、今日はちょっと中休みして、ホームセンターに釘など買いに行こうかと思っています。






9 件のコメント:

  1. とら「大丈夫?無理しないでね。僕の手貸そうか?」

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  2. reiさん
    いえいえトラは、
    「あんたたちいい加減にしてね。忙しくても、私のご飯の用意だけは忘れてはだめよ」
    と、言っておりました(笑)。

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  3. そろそろお手入れしませんか?

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  4. 川村さん
    ありがとう。今日は温泉にも行き、疲れがじわっと出てきましたが、そのあとは作業しました(笑)。
    土曜日には床張り隊の面々が来るので、そこまで準備を頑張って、来週あたりお願いするかもしれません(^^♪
    ありがとう。

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  5. 春姐さん小学校の椅子でしょー なっかしいなー
    冬は小さい座布団を親が作ってくれました。
    帰宅時は反対にして机の上に、忘れると翌日掃除当番の加勢でした。
    ラテン音楽「有馬徹とノーチェクバーナ」の有馬は同級です。早大のアルバイトから本職に。

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  6. ご苦労おかけしています。
    土曜日をとても楽しみにしています!

    猫の手にもなりませんが…
    気力・目標は高く、簡単な大工ができるようになることです。頑張ります!

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  7. 昭ちゃん
    私の出身小学校の椅子ですよ。
    結婚して子どももいたころ、たまたま祖母の家に行っていたとき、廃校になる小学校で備品を整理していたので、たくさんもらって、母と私と妹で分けました。
    古いつくりで、とっても重い木でできていて、座面がまっすぐではなくてちょっとカーブなんかがついている、昔の大工さんの確かな腕を実感できるいい椅子です。

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  8. akemifujimaさ
    いえいえ、こちらこそ楽しみにしています。
    akemifujimaさんのチャレンジ精神を見ていると、私も頑張らなくちゃと思ってしまいます。
    いつもいつも積み残しがあって、懸案事項にまみれている生活(笑)ですが、土曜日は楽しくやりましょう!

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