2年後に次男一家が東京から引っ越ししてくることになっています。
既存の作業棟の二階に住むかという話もありましたが、ホールの吊り扉の構造など、建物全体の気密性はいま一つ、二階には水回りもあって改造はなかなか難しい、というわけで、母屋の北に小さな家を建てることにしました。
まず、自生していたシラカシや、枯れ残っていた松など数本伐りました。
写真で枝を落としているのは、15年ほど前に200円で買ったケヤキの苗が育ったものでした。
松以外は薪にします。
玉切りにしたり割ったりするのが大変ですが、何年分かの薪ができます。
東南東から西北西に細長い家をつくるのですが、敷地は傾斜していて、計測すると130センチほどの高低差があります。
コンクリートの基礎は、土地の低い方はそのまま砕石を敷いて型枠を設置、手前の高い方は、これから少し掘ります。
さて、敷地へは、門の屋根が飛び出していて、コンクリートミキサー車のような背の高い車は入れません。そのため、コンクリートを打つときはポンプ車を頼み、長いホースでミキサー車からコンクリートを飛ばすという手はずになります。
母屋のコンクリート打ちでポンプ車を頼んだ時の様子(2005年9月) |
本来なら4度に分けてコンクリート打ちをしたいところですが、ポンプ車の値段も上がっていて、1回に5万円ほどかかってしまいます。何度も頼むとそれだけ経費がかさむので、2度で済ますように型枠を工夫してつくっています。
この古い写真にあるように、太陽光で暖房するため(母屋はOMソーラーを使ったけれど、今回は「そよかぜ」を使うつもり)、一度打ったコンクリートの上に断熱材を敷いてもう一度、蓄熱板用のコンクリートを打たなくてはなりません。
測量と整地が終わったら、コンクリート基礎を打つ準備にかかります。
12ミリ厚の合板でパネル(型枠)をつくり、それを現場で繋げていきます。
型枠には、南洋材ではなく、国産の合板を使っています。
これは、大工さんが買いすぎた合板をネットで安く売っているのを見つけて、手に入れたものです。
作業し易いよう、足場もつくりました。
この上に家が建つと、どんな感じになるのでしょう。
基礎コンクリートは、外観は真直ぐですが、内側で下の方の壁厚は30センチ、上は12センチと、厚みを変えます。
この写真の右半分ができたら、左半分の土を動かして、作業続行です。
また一から家作りですか!でも3戸目ともなるとより理想の家がサクっとできたりして(笑)。面倒くさい楽しみの始まりですね。
返信削除はなちゃんの中学進学に合わせてでしょうか。徒歩圏内に学校はあるのかな?
hiyocoさん
返信削除よくやるよねぇ。いい年して!
それに、鉄筋の太さはどうだったっけ、などなど、喉元過ぎればで、全部忘れています。でも、全部忘れているからできるということもありますね。全部覚えていたらできなかったかも(笑)。
そうそう、はなちゃんの中学進学に合わせていますが、このあたりの中学は統合統合で、歩いて行けるところはなくなっていますが、スクールバスなどがあるようです。
こちらのブログに出会った頃は母屋は勿論、作業棟も殆ど最終形に近い段階でしたので、新居の基礎打ちから拝見できるなんてラッキーです。他所事ながらもどの様な住宅が出来上がるのかワクワクします。
返信削除reiさん
返信削除どうなるでしょうね。
家で意外とお金がかかるのは、サッシです。
母屋の場合は木サッシ屋さんが集成材の試作をつくろうとしていたときで、安くしてもらったからできたのですが、今回はそうはいかないでしょうね。アルミサッシでどれくらい気に入った仕様に出来るか、まだ先のことですが、気になります。屋根は今度はガルバリウムで、自分たちで葺きます(笑)。
作業棟は全部自分で建具をつくったのですが、ケヤキでつくった窓枠がひん曲がって、室内から空が見えるところもあります(笑)。住宅だと、そうなると、こまりますね(^^♪
ハナちゃんのステキなアイデア満載のお部屋も楽しみですね、沢山の奇跡やワクワクなお手伝いコレからの2年楽しみにしています
返信削除あかずきんさん
返信削除はなちゃんは、自分の部屋が欲しいと強く望んでいますが、その部屋に机を置くことには反対しています(笑)。勉強やゲームは居間や食卓でするそうです。いまは、「どうぶつの森」に夢中で、勉強しているように見えません(笑)。
机はなくして、クローゼットを増やしました(^^♪