５００円玉貯金

ずいぶん長く、５００円玉貯金をやっています。
かれこれ、３０年、もっとでしょうか？

一時は、５００円玉を手にしたときは絶対に使わないようにして、むしろ５００円が手元に集まるように、例えば６３０円の買い物をしたときなど１０００円札と１３０円出すなど、積極的に５００円玉を集めていました。
夫も５００円玉があると、協力してくれていました。

５００円玉がある程度集まると、銀行に持って行って１万円札に変えてもらい、それを「旅行貯金」として貯めておくのです。
 

ところが、八郷に越してきてから、近くの郵便局にたしか４万円分くらいの５００円玉を持ち込んだとき、けっこう戸惑われてしまいました。
小さな郵便局には、明らかに大迷惑でした。

反省して、以後１万円分貯まったら、自分でお札と替えて５００円玉を使うことにしたのですが、５００円玉を２０枚もお財布に入れて持ち歩くとなると、早く使って軽くしたいという意識が働きます。
というわけで、長い間の５００円玉を見たら必ず貯めるという意識が崩れて、平気で使えるようになりました。そのため、全然貯まらなくなってしまいました。

先日、ラジオのTBSの「日曜天国」で、安住紳一郎アナが８年間の５００円玉貯金で２３０万円貯めたという話をしていて、笑ってしまいました。
手にしたら、絶対に１枚も使わないという気持ちになると貯めることができますが、それが崩れると、使うことに何の罪悪感も覚えなくなり、便利に使ってしまうようになります。