2020年7月24日金曜日

フライパンの寿命

ラジオを聴いていると、ラジオショッピングに、ときおりフライパンが取り上げられています。
「フライパンなんて、買い替える人がいるのか?」
と思いながら聴いていると、なんとフライパンは、2年くらいで買い替えるものだと言っているのでびっくり、
「えぇぇ、そうなん?」
と、ネットで調べてみました。
すると、1年くらいで取り替える人が圧倒的に多く、中には半年に1回という人もいました。
コーティング加工したフライパンを使い、加工が剥げて、焦げつきやすくなったら買い替えるというのです。


思ってもみませんでした。私的にはフライパンは一生ものです。
結婚したとき、母が荒物屋さんに売っていた、当時はありふれていた鉄の薄手のフライパンを持たせてくれました。
結婚して半年で行ったガーナには持って行きましたが、その後行ったアメリカでは、宿舎に落ち着いて生活が始まったものの、送った荷物がなかなか届かなかったので、近くの店で最低限の台所道具を買いましたが、その中に鉄のフライパンも混じっていました。
それを、もう50年以上使っています。


加えて、かつて母にお土産にしたのが戻ってきた、小さめのフライパンも使っています。
大きい方は直径26センチ、小さいのは23センチ、これ2つで薄焼き卵、餃子、お好み焼きなど、炒めもの以外に活躍、買い替えるなど思ってみたこともありません。
立ち上がり部分や持ち手など、シーズニング(空焼き+油ならし)がうまくできていないところがあります。こびりついたままになっていたり、剥げたりしています。


でも、肝心なところはちゃんと油が回っているので、使うのに支障はありません。
洗剤は使わないのが鉄則ですが、私はいつも軽く使っています。


打ち出しの中華鍋も、鋳物のフライパンも確かに重いのだけれど、インパクトドライバーや丸鋸に比べればたいしたことないもの、これからも使い続けそうです。








15 件のコメント:

  1. 私も結婚以来、鉄のフライパンと中華鍋を使い続けて来ました。
    ところが、数年前に、これまでとは違った餃子の焼き方をTVで紹介するのをみてしまい(笑)、樹脂加工のフライパンを使用する様にとの教えに従い(夫の要望にも負け)買ってしまいました。

    春さんが書いていらっしゃいましたが、農耕民族から狩猟民族に戻るのはできないのと同じ様に(オーバーながら)鉄のフライパンには戻れなくなってしまいました。
    お陰で、使い難くなった樹脂加工のフライパンを廃棄する時の後ろめさと言う代償を払う事になりました。

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  2. うちもコーティングフライパンです。
    買い替えてます。
    数回は罪悪感がありましたが、だんだん薄れてきてます…焦げ付きにくいの魔力には負けます。

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  3. reiさん
    そんなに使いやすいんだ!
    ということは、一度も使ったことがない私は食わず嫌いと言うか、化石のような未体験者なのですね(笑)。
    薄焼き卵ぐらいでは苦労しませんが、餃子は毎回出来具合の差が激しいです。いつだったか夫に、「焼き餃子と水餃子のどっち食べたい?」と訊いたら、「焼き餃子は焦げているから水餃子の方がいい」というまさかの答え(笑)。次に焼き餃子をつくったときは発奮して細心の注意、きれいな焦げ目の文句ない餃子を焼いたのですが、気合を入れたのはその時だけ、また焼きながら別のことをしたり、場を外したりして、相変わらず炭みたいに焼いたりしています。
    私の持っているフライパンは、物理的にはあと100年も使えそうですが、私の子孫はきっと誰も使わないですね(笑)。

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  4. akemifさん
    「ブルータス、お前もか!」(笑)
    やれやれ、チャーハンのときなどよさそうですね。
    我が家のチャーハンは、五分の一はお鍋が食べています(笑)。

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  5. 実は私も~(苦笑)。長く鉄のフライパンを使っていましたが、何年か前にテフロンにしてしまいました。その後セラミックも使ってみましたが全然よくなかったので、またテフロンです。春さんの鉄のフライパンを見るといいな~と思いますが、最初やっぱり手をかけないとと思うと。。。あの焼く作業は相当ハードです。
    あと今、中華鍋に苦労しています。前の中華鍋は長年全然くっ付かなかったのに、今の山田工業所のは肉がくっ付いてしまいイライラしてしまいます。

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  6. 開き直って…おばあちゃんが、中華鍋をいつも丁寧に使ってました。包丁の手入れ、鍋の手入れ、かつおぶしの削り箱の手入れ、ぬか床の手入れ……。昔の寒い台所でよくやっていました。瞬間湯沸かし器が備えられて、めちゃくちゃ喜んでいたことを思い出します。
    あぁ、堕落人生、その台所、その掃除、その洗濯、全くあなたはしょうがないわねぇぇって見てるだろうなぁ。

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  7. hiyocoさん
    今度は、「ハムレット、お前もか」ですかね(笑)。
    というより、私はバンドエイドというものができたのに、傷口にガーゼを切って貼って絆創膏でとめて、それを剥がすときにはかさぶたもついてきて、「痛い!」とうめいている、前世紀の遺物的存在でしたかね(爆)。
    私の山田工業所の中華鍋、いちおう肉などはくっつきませんが、チャーハンのときはひらりひらり、ぱーらぱらとはいかず、がりがり、がりがりとなりますが。
    フライパンはテフロン加工のイメージがありますが、中華鍋には全くなかった。かくなる上は、山田さんにきちんとシーズニングを済ませてから売って欲しいです。あれっ、もうやっていたのかな?

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  8. akemifさん
    私の祖母も母もテキトーでした(フライパンなど外に油がこびりついていて、それを取っちゃうと具合が悪いと言ったような)が、『赤毛のアン』なんかすごいです。銀器はピッカピカ。すべて薪だろうからお鍋はすすだらけと思うのに、腹が立ったときなどは、お鍋をすべて磨き上げると気分がすっきりする。お料理はお菓子から保存食まで抜かりない。
    掃除機もなく、道も舗装されていないのに室内には塵一つ落ちてない。そして人が来て話すときも、人を訪問するときも、縫いものや編み物を手放さず、貧しい子だくさんの家の末っ子の産着を(母親もうんざりしていて手が回らないだろうからと)縫ってあげるときも、見事な刺繍を施す。
    いったい同じ人間としてどうなっているのかと思ってしまいます。
    しかしなぁ。「私もコーティングしたフライパンを使ってみようかなぁ」とは、なかなかなりません(笑)。ただ、中華鍋は、手入れが足りないのかどうなのか、お鍋にくっつかないチャーハンつくってみたいです。もしかしたら一度もつくったことがないかも(笑)。

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    1. 鉄鍋にくっつかない炒飯、春さんの成功は間違いなさそうです。気が向いたら、ぜひ、チャレンジしてください!!!
      楽しみにしてます。
      …というからにはコーティングフライパンと別れる覚悟があるやなしや?!😁
      ブルータスはたぶん無理です!

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  9. 中華料理には、鍋だけでなく、高火力が必要な様ですね。なんでも凝る友人(男性)は家をリフォームする際に、通常の調理台の対面に高火力のガスコンロを備えた中華料理専用の調理台を作ってしまいました。

    剥がれたコーティング材が健康に良くないとの事で、大地の会では鉄製のフライパンしか扱っていません。
    春さんには似合わない?し、使い込まれたフライパン達が眠らされるなんて理不尽です。禁断の果実を食べてしまった者が勝手な事を言いますが。

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  10. reiさん
    そうか、あのぱらぱらチャーハンは火力にもよるのですね。私も男じゃないので、そこまではこだわれません(笑)。
    中華鍋のシーズニングをしたとき、高温で焼き続けなくてはならないのですが、今どきのガス台ですから、高温になると自動的に蛍火になるので、2か所使って移し替え、それでもすぐ弱くなって、ばたばたして大変でした。
    御忠告、真摯に承ります。フライパンは、コーティングものに替えません(笑)。
    でも、今日もお昼にテレビを見たら炊飯器を買うとフライパンがついてくるというコマーシャルをしていて、これまで、どうして邪魔になるフライパンがついてくるのだろうと疑問に思っていたことが氷解して、すっきりしています(^^♪

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  11. akemifさん
    卵でご飯を包む方法も試みましたが、うまくいきませんでした。もう絶望的ですよ(笑)。
    知ってました?糖質コントロールには、炭水化物を油で包む方がいいんですって。つまり、お蕎麦をつるつるやるより、チャーハンを食べた方がインシュリンがドバっと出ないでゆっくり出るので血糖値高めの人にはお勧めだそうです。
    たぶん、チャーハンはつくらないようにするかも(笑)。
    御徒町の電車の線路の下の台湾料理店、お昼を食べに時々行っていましたが、高菜チャーハンが絶品でした(^^♪

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  12. 鉄フライパンが4つ、中華鍋があります。鉄しか使っていません。
    毎回しっかり洗剤で洗ってます。引っ付かないようにするため、油を引かずに200℃以上に温めること(センサーが鳴るまで)。その後油を回し、余分な油を油缶に戻して調理します。焼きそばや卵を使う料理は2回に分けて調理します。2回目は新しいフライパンに変えます。

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    1. 追加です。鉄フライパン、20年以上使っています。

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  13. 匿名さん
    コメントありがとうございます。
    フライパンが4つもですか!考えてみれば私も琺瑯のフライパンを2つ持っていました。琺瑯のフライパンは使い勝手が悪く、引っ越しを重ねていたうちにどこかに行ってしまいました。
    私は、最近は油(型に流して1㎝角にしたココナツオイル)数個と肉など入れてから火をつけ、炒めています。くっつくときもありますが、気にしないで後でごしごしこすります。中華鍋はいつもは小さいのを使いますが大人数のパスタのときなど大きいものを使います。ただし片手で持ち上げられないので調理し終わったら動かさずにお皿や鉢に移します。
    鉄、いいですよね(^^♪フライパンを新しくするなんて考えてもみません。薄焼き卵はフライパンでつくりますが、卵焼きは銅の四角いお鍋を使っていて、こちらは洗いもしません(笑)。

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