2020年7月4日土曜日

力ずく


中庭で草むしりをしていたら、裏庭で夫が、何やらユンボでガーガーやっています。
行ってみると、へたっている鉄パイプの物置きを、無理やり立たせようとしていました。
この物置きは、もとは別の場所に建っていたもの、今回の建設に邪魔になったので、解体しないままにユンボで吊り上げて、一旦別の場所に移動しました。ところが、作業が進むにつれて、そこも邪魔になったので、再び吊り上げて運んだのですが、二度も吊り上げられ、しかも二度目は中のものも入れたままだったので、ぐにゃッとつぶれてしまい、立たないので、寝かせたまま、しばらく放置していました。
それを使いたいので、立たせようというのです。


屋根を外してから、パイプを留めてあるクランプを緩めてねじれをなおすのがもっとも確実だと思うのですが、夫はこのまま力ずくでなおすつもりです。
私は、ただ見ているだけ、夫の辞書には「急がば回れ」という言葉はありません。


それでも、吊り上げたままにして、あっちを叩いたり、こっちを叩いたり、クランプを緩めたり、締め直したり、とうとう並行とはいかないまでも、なんとか立って、物置きとして使えるようになりました。
めでたし、めでたし。





2 件のコメント:

  1. めでたしめでたし・・・♪
    どのぐらいの距離を移動したのですか?
    それにしても、ユンボって凄いですね~。

    春さんが、黙って、じっと見守っている感じ、、、いいですね。
    試験で、施工という科目で、あれこれと、あれはダメ、これはダメ、
    事前に計画書を届ける、承認を得る、何日前に、
    などと、うるさくしつこく覚えなければならないですけど(いい加減、閉口してます(笑))、
    落日荘のおおらかな感じが好きです。

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  2. akemifさん
    以前、約10m、10mと2回動かして、今回は同じ場所に寝ていたのを起こしただけです。ただ腰抜けになっていて立たないので、立たせるのに苦労しました。ユンボはサイズがあり、我が家のではあまり重いものは動かせませんが、それでも役に立っています。
    私も時折、傾かないように(ひっくり返らないように)抑えたりしましたよ(笑)。中に入れていた長い材も取り除いたし。それはともかく、方法については、口だけでなく手も出せるもの、自分だけでもやれるものについてのみ口出しすることにして、平和を保っています。
    今回、いろいろな経緯で基礎の床(まったく見えない部分)が少し斜めになってしまうことになりました。私は気になるのですが、それを斜めでなくするためには、コンクリート量が必要、つまりお金がかかります。夫は、その上に立てる立ち上がり基礎の天端を水平にすれば何の問題もないというのですが、杓子定規な私としてはなかなか納得できないでいます。
    ところで、「杓子定規」というのは、融通の利かないという意味に使われますが、杓子を定規にするなんて、斬新だと思いません?(笑)

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