2020年9月9日水曜日

ジャガンナート神

骨董アンタイディーのブログに、古い木のインドの神さまが紹介されていました。


うぉぉぉ、かっわいい!
南インドオリッサ州のプリーにあるジャガンナート寺院の本尊の一つ、バララーマです。
寺院の本尊は、ジャガンナート、兄のバララーマ、妹のスバドラーの3神で、もともとはオリッサ地方の土着の神さまでしたが、のちにヒンドゥーに吸収されました。

ちなみに、アンタイディーにはネットショップだけではなく実店舗もあって、UPされたときはもう売約済みのお品でした。


それに比べると私の持っているバララーマは、いやぁん、品がないかしら?
間抜け面です。


ただ、私の神さまは3神揃っています。
左からジャガンナートの兄バララーマ、真ん中が妹のスバドラー、そして右がジャガンナートです。
この木像では、スバドラーの顔色がよくわかりませんが、普通は黄色で、黒、白、黄色と人種を表していると言われています。


裏から見るともっと間抜け、スパッと切れています。


バララーマとスバドラーの頭には蛇が描かれています。


これは、祠入りのジャガンナート神です。


祠は、松江の郷土玩具の「松江のお宮」に通じるものがあります。

松江のお宮

大きさも、ちょうど同じくらいです。


祠入りの神さまたちは取り出せます。


取り出す必要は、まったくありませんが、つくるときの手順だったとしても、取り出せると嬉しくなります。


こちらは、私の持っているジャガンナート神の中で一番好きな、土人形です。
カルカッタ郊外の友人の家でこれと同じものを見て、
「わぁ、いいなぁ!」
と、心の中で秘かに羨ましがっていたら、後日、その友人が同じものをお土産として、日本まで持って来てくれたのでした。飛び上がって喜びました。
土を焼かないで固めただけのものなのか脆く、残念ながらスバドラーの鼻が欠けてしまっています。


カルカッタ近郊の、友人の家の近くの雑貨屋さんをのぞいたときは見かけなかったので、3神の人形はお祭りのときだけ売り出されるのかもしれません。
インドには、次から次へとお祭りがあります。


うちの、ジャガンナート神たち。


我が家の神棚には、インドの神さまとしては、ガネーシャの方が数が多いのですが、この写真を見るとガネーシャはどこ?
ジャガンナートの方が目立っています。


ガネーシャは大きめなので、どちらかと言えば、神棚の端の方にいます。


左にもいます。










2 件のコメント:

  1. 神棚ギュウギュウですね!

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  2. hiyocoさん
    気がつきました?(笑)
    全体に置けるような長い雛壇をつくったらもっとゆったりするのですが(しないか?)、大きなタイの祠と日本の祠も置かなくてはならないし、もっとよく見えるようにかさ上げすると地震が怖いし、ぎゅうぎゅうになっています。
    日本の祠にジャワの神さまが入っているなど、いろいろな地域の神さまがおそろいです!
    そんな中、なぜカボチャがあるのかと思われるでしょうけれど、2つ組のかぼちゃはカンボジアにいる中国系商人にとって招き猫とか福助さんみたいな縁起ものなのです。それで神棚に上がっていますが、3.11のとき、もっとよく見えるように置いていたので、1つ落ちて割れてしまいました。

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