2020年12月16日水曜日

便利な道具


世の中には便利な道具が、いろいろあります。
これは、「ネジ切り」という道具です。直径12ミリの鉄棒にネジを切ることができます。


コンクリート基礎には、土台を留めるためのアンカーボルトを埋め込みましたが、水回りの部分のアンカーボルトの長さを間違えてしまいました。
普通、コンクリートの基礎の上に置く土台は、12センチ角のヒノキを使いますが、今回、主部分は、蓄熱用の水の袋であるアクアレイヤーを大引きの間に設置するため、土台の高さを18センチにしなくてはなりません。それで、全体に18センチの土台を想定してアンカーボルトの高さを決めたのですが、水回り部分の土台の高さは、アクアレイヤーが来ないので、12センチでよかったのでした。
そのため、長すぎたアンカーボルトを切り落とし、先端にネジを切って、12センチの土台を置けるようにしなくてはならなくなりました。


「ネジ切り」の使い方は、垂直なアンカーボルトに対して「ネジ切り」が水平になるように気をつけながら、ぎゅっと押しつけて、ハンドルを握って時計回りに回します。最初は、90度になるように注意深くやる必要がありますが、ネジが切れはじめると、あとは回すだけです。


私には、ネジが切れる原理がよくわからないのですが、とにかく回します。


そして、十分なネジが切れたところで、時計と反対回りにまわして「ネジ切り」を外せば、あら不思議、きれいにネジが切れていて、ナットがぴったりはまります。







5 件のコメント:

  1.  懐かしい治具をみました。
    私の時代はまだインチが多くあり
    錆びたボルトは通りが良くなります。

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  2. 昭ちゃん
    昭ちゃんもこんな道具を使っていたのですか?家を建てなければ、まったく知らない道具でした。
    ネジはまだインチのものがたくさんあり、上手に組み合わせないとボルトとナットがうまくはまりません。
    我が家は1間=182㎝でやっていますが、古い大工さんは尺寸なので少し広く、ハウスメーカーなんかは180㎝でやっているので少し狭いようです。
    大工の世界(?)は、まだ寸法がいろいろ入り混じった世界です(笑)。

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  3. 私が九州の炭鉱に来て20年で閉山初めて炭鉱外の社会に、
    炭鉱もんと言うレッテルを貼られ充分いじめられたので勉強しました。
    「職種は工作」なので機械修理のため高い処や油まみれで仕事を覚えまた
    仕事を覚えれば負けないですよね。
    ネジ切りはタップをたてると呼びます。寒いのでご用心

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  4. 詳細に書くとあらかじめ穴を開けた鉄板にネジ山を作る器具をいれ(タップ)
    メネジを作ります。それにこの加工したネジを合わせます。
    姐さんの場合はコンクリに入っているのでその必要がない訳で
    いろいろな工程が良く解ります。
    高所作業に慣れない内は動く雲を見ない事 笑い

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  5. 昭ちゃん
    いろいろありがとう。そうか、鉄板にメネジを開けておくのですね。
    今は手作業で鉄骨を組むということは少なくなっていると思いますが、鉄骨屋さんに訊いた話では、ネジをきちんと締めたかどうかわかりやすいように、締めきると頭がぽろっと落ちるようにつくってあるとのことでした。すると一目瞭然でわかるとか。
    私はわりあい高いところは平気ですが、他の人が高いところにいるのを見ると肝が冷えます(笑)。

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