化学染料が、世界規模で広がったのは、20世紀に入ってからでしょうか。日本では第二次世界大戦をはさんで、家庭用染料がおおいに普及し、たくさんの染料会社ができました。
そのほとんどは廃業していますが、染料ビンには染料名のエンボスが入っていて、その数の多さに、驚かされます。
前にも染料ビンカタログをつくったのですが、自分の覚えのために、一つずつ写真を撮ってつくり直しました。いくつかは新しいものも加わっています。
染料ビンの種類は、maicaさんが網羅されているので、お借りしました。しかしたくさんあること、私は検索してもこんなには見つけられません。
あ
あさひ染、アニリン染、アルス、ゑびす染、音羽染。
私は持っていませんが、maicaさん調べでは、あ行にはうきよ染、浦島染、乙女染があります。
か
かも川染、桐山染料、京染、キンペー染。
以下、持ってないもの。家庭染料、かてい染、桔梗染、菊水染、キクヤの染料、京美染、キレー染、厚生染、こまち染。
さ
三洋染。
持ってないもの。さくら染、敷島染、四季染、志ろと染、せう和染。
た
たか染、ちどり染。
持ってないもの、ちとせ染、ときわ染。
な
持ってないもの、にしき染、ニッケン染、日本文化染、ノーコー染。
は
白元、富士染、藤山染料、ほまれ染。
白元は染料といえるかどうかというところですが、かつては着物の色を抜いて染め直すことが一般的で、色抜きに使われました。
持ってないもの、はとり染、ふたば染、文化染。
や
ゆきわ染、ゆたか染。
持ってないもの、八千代染、やなぎ染。
わ
わかば染。
持ってないもの、わかもと染。
不明
濃墨とエンボスがあるので、染料ビンと思われますが、染料名は書かれていません。ただ、底に4文字あるようですが、読めません。
0 件のコメント:
コメントを投稿