市場籠をいろいろ見ていたときだったか、大阪の「ダリア雑貨店」のブログに行きあたりました。
見ていると、張り子のお雛さまがありました。素敵な雰囲気のお雛さまでした。
「お雛さま以外にも、この方の張り子があるのかしら?」
とさらに見ると、
数体の招き猫があり、妙さんという方がつくっていらっしゃることがわかりました。
猫がUPされたのは、もう2年も前のことなので、売り切れているとは思いましたが、念のため問い合わせてみると、1体だけ残っていました。
招き猫は素敵な包み紙に包まれてやってきました。
優しい招き猫で、控え目に右手を挙げています。
前垂れのお多福を見て、どこかで見たことのある模様だなと思い、大福帖も見て、
「あぁ、豪徳寺の古作招福猫児に似ているんだ」
と得心しました。
妙さんはどこかで、豪徳寺の古作を見たに違いありません。
これは復刻版ですが、豪徳寺の招福猫児、張り子猫と同じところにお多福の面と大福帳が配置されています。
どちらかと言えば、左手挙げの招き猫が多い中、右手上げなのも、似ています。豪徳寺の招き猫はすべて右手挙げです。
この包装紙も、妙さんの書かれたもの、長い方が裏に折られていて、文庫本のカバーにちょうど良い大きさです。
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