2021年10月27日水曜日

渋柿の季節


しばらく前に、Kさんのお隣のOさんから、連絡がありました。
「今年も渋柿が要る?」
「要る要る」
Kさんの庭の柿を見て、「今年はよく生っているなぁ」と思っていたところでした。数年前に私たちが柿をいただいた後、Kさんが柿の枝をコテンパンに切ってしまわれたので、しばらく柿は生りませんでした。
というわけで、日曜日に、Kさんの家の渋柿をいただきに行きました。


柿の木は3本あります。この木の低い部分の実は、低い梯子でいただきましたが、梯子の上での作業は、そう長続きしません。高いところの実は来週、元気があればまた貰いに来るということで、残してしまいました。
ちなみに梯子は、高いのと低いのと貸していただいています。


以前、10月に干して、アオカビにやられてしまったことがありました。半分干し上がった柿の表面がびっしりとカビに覆われてしまったのです。そのため、できるだけ遅く、できれば11月に入ってから皮をむきたい。
でも、木の上で柿はすでに熟れていたので、いただいてきたのです。


軒下に渋柿をぶら下げるため、久しぶりに真竹を切ってきました。
もともとは、向かいの山裾にあった竹林は放置され、谷に侵食し、20年前にはかつて谷津田だった田んぼを竹林にしていました。ところがこの20年で谷を渡って(橋もある)、こちら岸の梅畑にどんどん入ってきました。
梅林の持ち主はもういません。最初のうちは、竹林の上で畑を、下で田んぼをつくっていたたけさんと私が必死で、筍のうちにと毎年竹を切ってきましたが、竹の方が強い。どんどん侵食して、もう梅が見えないほどです。


書斎の前に竹をぶら下げました。


冬になった葉が落ちるとはいえ、陽当たりを考慮して、これまでコブシの木の下になる部分に渋柿を干したことはありませんでしたが、今年はこちらにも新しい綱を用意して、竹を吊ってみました。


というのも、干すには一等地の居間の南に渋柿を干しておいたら、2018年、19年と2年、食べごろになった干し柿を、ハクビシン(かアライグマ)に食べられてしまったからです。
ここは、窓の上に乗ることができる場所があります。そこを足場にして盗んだものと思われるので、なんとか乗れないようにしたいとも思いますが、柿が渋いうちは問題ありません。
ハクビシン(かアライグマ)はちょうど食べごろになったとき盗むので、とりあえずは、よく陽の当たる居間の南にも干すつもりです。




 

2 件のコメント:

  1. 春さんVSハクビシン、2連敗で迎えた今年、いかに?!笑 

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  2. akemifさん
    いえいえ、昨年はハクビシンに勝ったのですよ(笑)。
    農産物直売所で買った渋柿を、10個だったか20個だったか吊るして、全部人間の口に入りました(^^♪
    朝起きて、何だか景色が変わっている。気がつけば、昨日まであったのに干し柿がなくなっているというのは、寂しいものです。スモモは熟れたそばから食べられるようになって、あまり生らないし、もともと邪魔だったので木を伐ってしまいました(笑)。でもアケビとか栗とか食べています。
    ♪あなたのそばから離れないわ♪

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