窓のついた壁ができたので、やっとのことで、洗面所の壁を張ることができます。
ここに張る板は長いので、木取りするときにまず切っておくと無駄が出ないので、早くから長さに切って積み上げてありました。
足場を掛け、透湿防水シートを貼って、いざ壁の内法を計ってみると、何ということ、切ってあった板の長さが数センチ足りません。
壁板の突き当たるところを、全面をガラス窓にするつもりだったのですが、夫が、
「ここの眺めはたいしたことないな。窓をちょっと小さくしようか」
と言って、サッシを注文するときに設計変更し、袖壁をつけることになったからでした。
壁板は床板と同じなので、切って置いた板は床に利用できます。まったくの無駄にはなりませんが、それでも端材が出るのは避けられません。何とかこのまま利用したいので、私も設計変更です。壁板を窓のある壁にぶつけるつもりだったのを、ぶつけないで額縁をつくることにしました。その方が収まりもきれいです。
というわけで、袖壁からちょっとスペースを開けて額縁をつくり、内法を計ってみたらばっちり、切っておいた木を使うことができました。
1枚目を張ったのを室内から見たところです。
3か月借りるつもりだったのにそろそろ1年になる足場、邪魔なこともありますが、まだまだ役に立っています。
ツーカーの仲とはこういうのを言うのでしょうか。
返信削除世間でよく、設計変更が大工に伝わってなくて、うんぬんかんぬん、やり直しとかって聞いたりします。
今回の説明は私にも理解できました。壁材の長さを額をつくって調整したっていうことですよね。
釈迦に説法ですが、耐震性も増しそうですよね!
構造計算上は、主要構造材(たとえば、ここでは柱とか)に緊結されていなければ耐力を見込めない、計算に入れないというルールになっており、まとめて雑壁っていうくくりになっていますが、実験上では雑壁にも一定の耐力があるということが明らかになっています。
タイトルが”最後の壁張り?”とありましたが、洗面所のここの壁だけが残っていたということですか?
afさん
返信削除そうです。額縁をつくることで、すでに切ってあった壁材を活かしました。
最後の壁張り、というのは上から下までの外壁で、窓の下の壁はあるし、内壁はまだ手付かずです。
と言いたいところですが、もう一つ変更がありました(笑)。すでに壁を張ってしまった場所ですが、台所が狭いのでその壁を取っ払い、冷蔵庫を置くための場所をテラスに突き出させる感じでつくり直すことになりました。一種の下屋ですが、床が問題でしょうね?
ミッションが無事終わりましたね。ゆるゆるとご活躍ください。