注文していた中西恵子さんの絵本が届きました。
『かえる』(1988年)、『たからものくらべ』(杉山亮作、1991年)、
そして『おばあ』(1992年)、いずれも福音館書店の本です。
『かえる』と『たからものくらべ』は、私がもし大人でなくて子どもだったら、もっと想像力が膨らむに違いない絵本ですが、『おばあ』は私が大人だから、子どもよりは楽しめるような絵本でした。
おばあがおじいとのんびりとお茶を飲んでいると、
さかのしたのむこ(むすこではなく、むこ!)が、
「おばあ、すぐきてくれ」
と飛び込んできます。
物語には関係ないけれど、熱いお茶がこぼれて驚いた猫が何を踏んでいるのか、気になってしまいました。おじいはタバコを吸ってなかったようだし。
さかのしたのむこの自転車を借りて、急ぐおばあに、道々いろいろな人が声をかけます。
さかのしたの家が間近に迫ったこのあたりで、おばあの職業がなんとなくわかってきます。
さかのしたの家に着いたおばあ。
子どもたちは外に追い出されて、障子はぴたりと閉じられます。
まだまだ、障子は閉じられたままでしたが、
元気なあかちゃんの声が家中のとどろくころには、おばあに自転車を貸したむこも、走って戻って来ています。
これは裏表紙の絵。
さかしたのむこに自転車で送ってもらっているおばあは、一仕事終えて、満足げな顔をしています。
おはようございます。
返信削除猫が踏んでいるのは食べかけの饅頭、もしくは大福ですね。中のあんこが飛び出しています。
細かい所までよく描けてますね。
影の変化で時間の経過まで分かります。ちょっと難産だったのかな?
私もすっかり楽しんでしまいました。お饅頭か!なるほど。
返信削除ネコは火傷危機一髪でしたね。急須にお湯入れ過ぎです(笑)。
犬のポチも、おばあの丸いお尻もかわいいです。
とめた大人の自転車に子供が跨るの、あるあるですね~。
かねぽんさん
返信削除お饅頭に見えます?なんか細長いみたいな.....。
それにしても、影をよく見ましたね!全然気づかなかった。ただ子どもたちの「まだぁ」という感じだけ伝わってきていたのだけれど。結構な難産でしたね。5人目なのに(笑)。
赤ちゃんを囲んでみんなで喜んでいる場面は割愛させていただいています(^^♪
hiyocoさん
返信削除確かに湯飲みお茶が入っているのに、急須の中にお湯がありすぎですね。
それと、新城屋(?)の左のおばちゃん、なんで飴みたいなのを手にして困った顔をしているのか、気になって仕方ありません(笑)。何やっているのかなぁ。
この自転車、元はと言えば彼らのお父ちゃんの自転車ですよね。最初から二人乗りしてきてもよかった?あら捜ししたい気持ちは全然ないのですが(笑)。
こんにちは。
返信削除お店の中で飴のようなものを2つ持って困った顔をしているのは、背の高さからして子供だと思います。
少ないお小遣いでどちらを買おうか迷っているのかも。
かねぽんさん
返信削除ありがとう。
てっきり座り込んで店番している、髷を結ったおばちゃんだと思っていました(笑)。
立っていると思えば背が低いし、確かにおばあちゃんとおばちゃんと、二人で店番する必要はありませんね。
すっきりしました(^^♪