先週、市の健康診断に行きました。
受付を済ませたときにもらったビニール袋をそのまま放り出していましたが、数日後に開けてみると、健康への注意のパンフレットだけでなく、マスクが5枚入っていました。
うち3枚はいわゆるアベノマスクです。
自治体は、国から無理やり、在庫を抱えたアベノマスクを買い取らされたのかしら?
どのような経緯で、パンフレットとともにアベノマスクが入っているのか、その1枚に赤いシールが張ってあるのも気になり、夫のもらったものはどうかと訊いてみると、
「あの袋?さっさと捨てちゃったよ。まだ持ってたの?」
「マスクが入っていたでしょう?」
「マスクがあったなぁ。どうしたかなぁ」
と、何の参考にもなりませんでした。
コロナ禍でマスクが不足していた時期だったとはいえ、巨額の予算を使ってこのガーゼのマスクが配られなかったら、マスクに色がつくことはありませんでした。しかし、「アベノマスク」と呼ばれたおかげで、この昔ながらのガーゼのマスクは、二度と汚名を返上することができないし、使われることもないかもしれません。
マスクの1枚には、招き猫の柄のマスクケースがついていました。
予備のマスクと使いかけのマスクを分けて入れられるというけれど、1枚入れただけできつく、使いかけのものを入れることができないわけではないけれど、さっとは入りそうにありません。
しかも、留めるのがなかなか難しく、無理して引っ張るとプラスティックがちぎれそうになります。
こちらは、中国製でした。
小さなものでも、ただでもらうと、ありがたいというより、何故ここに入っているんだろうという気持ちの方が大きいのは、私が素直ではないからなのかもしれません。
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