台所の調理台は、カラン(蛇口)を取りつけるので手間取っていました。
この家の住人である息子の連れ合いのあっちょがイケアで買って来たシンクは、カランを取りつける部分がついてないものでした。電話で相談されたとき、夫がそれでもいいと言ったので、面倒なカランの取りつけは夫にやってもらいました。飲料用の井戸水と水道水の2つのカランを取りつけなくてはなりません。
水に濡れやすいところなので、カランを木の甲板に直接つけるわけには行きません。ステンレスの薄いトレイを買い、トレイを嵌めるための薄い穴を彫り、木の甲板とステンレスのトレイにそれぞれ穴を開け、管のついたカランを差し込んで留めました。
とくに金属に穴を開けるのに、時間がかかったようでした。
水の染み込まないいい塗料があるのですが、とても高いので、手持ちの蜜蠟ワックスだけで仕上げました。高い塗料は塗るというより染み込ませるタイプのものですが、数回塗り重ねなくてはならず、これだけの面積を塗ると、15,000円くらいかかります。
さて、仕上げた甲板を静々と現場に運んで、設置します。
一部、柱に切り込みを入れていることもあり、前面から叩き入れます。
ちょっと奥の方が狭まっていたか、途中から入りにくくなりました。でも、これがコンクリート相手ではなくて木を相手のいいところ、何とか叩き入れることができました。
ガス器具とシンクを落とし込みました。
これで、奥にタイルを貼ることができます。
調理台の奥行分の壁が取れず、調理台が壁より前に出ているので、テラスへの出入り口のところは欠いています。ちょっとずれているのは、ご愛敬です。
シンクも何とか収まって、一安心でした。
追記:匂いを嗅いで、イチョウだと信じていた甲板の木は、今日材木屋さんが来てくれて青森ヒバと判明。とんでもなく間違えていました。
すっかり形になりましたね。いいな~、新しいキッチン!食器や諸々の収納は手前にあるのですか?吊戸棚は無しなんですね。
返信削除hiyocoさん
返信削除吊戸棚はまだです。
調理台の奥の黒いボードが貼ってあるところがタイルになり、窓をはさむようにしてその上が吊戸棚になります。
ただ、吊戸棚の奥になるところに杉の合板を貼っているのですが、なぜかその板だけ見事にかびています。地下に入る開口部の蓋も同じ材料でつくったのですがかびています。訪ねてきた材木屋さんも「なんで?」と言っていましたが、何でじゃないです。本当にどうしたのかしら?材木屋さんの在庫はカビてないのかしら?
カビは拭いても取れないので、別の材料でやり直すかどうか考慮中です。
材木の水分量とかですかね?吊戸棚付ける前に判明してよかったですね。
返信削除ヒバってあまり馴染みがない樹木です。
hiyocoさん
返信削除こんなことは初めての体験でした。なんなんでしょうね。
私としては材木屋さんに弁償してもらいたいくらいの気持ちですが、材木屋さんも夫もそうは考えていないみたい(笑)、しらッとしています。
ヒバは成長の遅い木、わりと珍重されている木です。