2022年10月12日水曜日

籠売りさん


ネットで見つけたヴェトナムの籠売りの写真です。
左右対称に積まれた籠の「積み方」の見事さ、入れ子になっている籠の美しさなどに目を奪われていましたが、見つけた!蓋つきの籠はプノンペンに住んでいたとき食卓の照明に使っていた籠でした。


持ち手も底の輪も取り払って籠から漏れる光を楽しんでいた、ランプシェード。
縁の模様編みから光があふれて、楽しいものでした。


せっかくの籠を分解してランプシェードにしてしまったのでもう一つ欲しいと思っていたのですが、以後プノンペンの市場に入荷されることがなくて、今では同じデザインで大きいものしか持っていません。


さて、この写真はどこから拝借してきたものか、今では探してもわからないし、もともと国の名前が書いてありませんでした。
海が見えるからタンザニアでしょうか?
海が光ってないから、ギニア湾に面した国々でしょうか?西アフリカの籠とは違うような。
アフリカにはタンガニーカ湖やマラウィー湖など大きな湖もありますが、これなんとなく海の感じがします。


かつて、日本の荒物屋さんも素敵でした。
籠類は大きさのわりに軽いので、たくさん運べました。


しかし、夜はすべておろして、室内に取り込んだのでしょうか?
住居がそう広いとは思えないし、ましてやリヤカーや大八車に積んだままで外に置いておいたとは考えにくいし、荒物屋さんから借りて売ってたとしても、嵩張るだけに気になります。


 

6 件のコメント:

  1. 日本の籠屋さん、バランス凄いですね!これら全てが日用生活品だったとは、ずいぶん変わりました。ヤシの木みたいなハタキは草なのか羽根なのか、かわいいです。
    アフリカの写真はナイジェリアみたいですよ(笑)。basket sellers africaで検索すると、一番最初にこの画像が出てきてびっくり。https://www.pinterest.jp/pin/trader-eleko--90705379967172820/の詳細をクリックするとナイジェリアと書いてありました。

    返信削除
  2. hiyocoさん
    ご紹介ありがとう。basket sellers africaは面白すぎて、何時間でも見ていられそうです。いい写真がいっぱい!
    でも、下のアドレスは、検索できませんでしたよ。

    写真は、やっぱりギニア湾だったのですね!
    国がわからないのに海の色に注目した私、すごくないですか?(笑)でも、バスケットはどこの誰がつくったものだろう?
    あのあたり、民族グループによって職業が違っていたり、お店でも扱うものが違っていたりします。そしてナイジェリアの首都ラゴスは、ものすごい近代都市になっているはずです。そんなナイジェリアでこんな籠売りと出会ったら、呼び止めて、あれもこれも訊きたいです(笑)。

    返信削除
  3. すごいです、すごいです(笑)。言ってた通りギニア湾だ!とニヤニヤしちゃいましたよ。ギニア湾の海面はキラキラしていないのですか?

    返信削除
  4. hiyocoさん
    ギニア湾の海岸線は、ほぼ東西に走っています。しかも赤道近くにあるため、光が水に反射したところが見えないのです。沖に出る漁師さんは見えるのかなぁ、でも小さな船でそんなに沖に出るとは思えませんからあの辺りの人はあんな海しか見たことがないと思います。
    日本は島ですし、島でなくても南北に伸びたタイの海岸など、海はどこでも光に反射してきらきら光っていますが、まったく光らない海は、結構不気味です。

    返信削除
  5. 凄い!写真の海を見ただけ場所を特定できるなんて。ギニア湾の海、見てみたいものです。

    籠の山を運ぶ人達、働くとはこういう事なのかと感動します。
    ヴェトナムの写真を見ると、しっかりと左右対称に積んでいますが、どこかに卸に行くのでしょうか。一つ一つ売っていたのでは、その都度バランスを調整しなければならないですから。

    返信削除
  6. reiさん
    ギニア湾、最初見たとき違和感がありました。「あれっ」海ってこんなだっかたなと。そして、光らないことに気づいて、これでは「海」という言葉でイメージするものも、育った場所によって大きく左右するなと思いました。

    ヴェトナムの籠、どっちなのかなぁ。帰るまでに全部売れると嬉しいですね。
    カンボジアでは、焼きものの町から、大八車にたくさん積んで牛にひかせて何日かかかってプノンペンまで売りに行くのですが、帰りは大八車も牛も何もかも売って、身一つで帰るという噂もありました(笑)。

    返信削除