息子の家は住み始めてはいますが、まだ建設途中です。
じつは、自力建設には、完成した日というのはないのです。水回りなど物理的に住むことができるようになったところで住み始めるので、もう入居して14年経つ母屋でさえ、まだできてないところがあります。
さて、毎日、息子の家に入ったり出たりしながら、ごそごそ作業をしていますが、薪置き場として予定されている場所に、はなちゃんのお雛さまを飾ってあるのを発見しました。
平成の大きなお雛さまです。
そして、両脇の小さな桐の箱に入っているのは、母がつくったお雛さまです。
数をつくっていると、だんだん小さくつくることに挑戦する気持ちが湧き上がってくるようで、ずいぶん小さくできています。
私がもらったお雛さまも、雛壇になっているので最初期(緋毛氈が平らだった)のものではありませんが、これと比べるとはなちゃんのは小ぶりで、緋毛氈の赤ばかりが目立ちます。
あれっ?
右側に置いてあるお雛さまは後ろを向いています!
直してやりましたが、
「お母さん、調子に乗って小さくつくりすぎましたね。後ろを向いていても気づかれないほど小さくつくるより、ほどほどの大きさがいいですよ」
と、生前にご忠告申し上げることはできませんでしたが。
過去のブログを見ると、私も小さいバージョンのお雛さまを貰っていました。いったいどこにしまったのだろう?最初にもらったのも行方不明だし。
はなちゃんのお雛様は、今時の頭飾りが真ん中だけのタイプですね。実家のお雛様は、春さんちほどではないけどジャラジャラしたものだったような気がします。昔の方が華美で、今は質素って、ちょっと面白いです。
返信削除hiyocoさん
返信削除そうですね。全然違いますね。
髪飾りは簡素になっていますが、十二単は強調されています。
もしかしたら上皇さまのご成婚のあたりから、女雛の服装や髪形が変わったのかもしれないですね。