2023年3月4日土曜日
タイル貼り、完了!
何だかんだで3週間かかってしまったお風呂場の左官工事、タイル貼りがやっと終わりました。
45ミリ角のタイルは、6枚×6枚=36枚のシートにして、紙で貼られて売られています。それを買おうとすると、22シート入った箱入りでしか買えません。ばら売りはやってないのです。
20年前、母屋の工事のときはどこのホームセンターにもタイルを売っているコーナーがあって、いろいろ選べました。ところが、ユニットバスが普及して、お風呂を手づくりする家が激減したせいで、タイルをまったく置いてないホームセンターもあるほど、タイルは簡単に買えるものではなくなっています。
お風呂場のために、22シート入りの箱を2箱買ってあったのですが、足りなくなりました。計算すると、あと8シートほど必要です。8シート必要なのに22シート買うかどうか悩ましいところです。
夫に相談すると、
「母屋で使ったタイルが残っているよ。色がちょっと違うけど、使ったらどう?」
ということ、
そこで、長い間放置していたタイルを洗って数を数えました。
「まだちょっと足りないかなぁ」
「台所に使った15センチ角のタイルが残っているから、あれも使えば?」
いやいや、そんなことができるかどうか、息子にそれでいいかと訊くと、
「あぁ、いいよ」
とあっさり言いました。
というわけで、いろんなタイルが入り混じってしまうことになりました。
古いタイルを洗うのが大変で半分ほどしか洗ってなかったのを忘れてしまって、それでも足りなかったと勘違い、サンプルであった鼠色のタイルまで動員したので、お風呂場はすっかり派手になってしまいました。
スペインのサグラダ・ファミリアやタイのワット・アルンでいろいろなタイルや瀬戸欠けを貼っているのは、遊び心と言うよりは、単に同じものが手に入らなかっただけではないか、そんなことを思ったりしました。
タイルの接着剤には手こずりました。
水で溶かして使うものは接着力が弱かったので、練ったものがアルミの袋(30センチ長さのハムのかたまりほどの大きさ)に入っているものを使いました。袋の一辺を切って、へらを突っ込んで使うと、接着剤があちこちにくっつきます。ではと、ジップロックに移し入れて(それもたいへん!)、隅を切って絞り出したら具合がよかったのですが、油断してジッパーが開いてそこからはみ出してきたことがあり、もう大変!
一度でも手が汚れると、接着剤があちこちに着いてと、大騒ぎでした。ゴム手袋をはめて作業してもみたのですが、ゴム手袋に接着剤がつくとあちこち汚れるので同じこと、途中で何度も新しい手袋と取り替えたりして、それも大変でした。
タイルを貼るときの接着剤は、大量に入ったものしか売っていません。
ちょっとだけ貼り残しがあったので、最後はチューブ入りの小さい接着剤を買いました。
これは、超便利でした。手や服を汚すことなく作業できます。もっとも貼るタイルが少ないから可能なこと、これで全体を接着することはできませんが。
今日、目地材を埋めて、明日の夜からお風呂が使えるようになります!!!
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