2023年7月6日木曜日

2年経ちました

今日で、屋根から滑り落ち、ろっ骨を11本と右鎖骨と胸椎も折り、救急車とドクターヘリを乗り継いで水戸の病院に運ばれて入院してから、ちょうど2年経ちました。
真夜中でも明かりが煌々とついたままの集中治療室に立ててあった、七夕飾りの竹が場違いな光景として、今も目に残っています。
本当にありがたかった、落ちたのが土の上だったこと、病院で適切な対応をしていただいたこと、命が助かったのは奇跡だったのかもしれません。


昨年秋のクラフトフェアに行ったとき、服の上から大きなコルセットをしていた、彫金家のUさんと出会いました。
「どうしたの?」
「庭木を剪定していて、脚立から落ちてさ。ろっ骨を6本折っちゃったよ」
「えっ、6本? たいへんだったね」
「ドクターヘリで運ばれたんだ」
「私も去年屋根から落ちて、肋骨は11本折れて、ドクターヘリにも乗せてもらったよ」
「えぇ、11本? 負けたか!」
「勝ったね!」
なんて、怪我自慢できたのも、生きていればこそでした。


あれからもときおり、日常生活が送れているかどうか、病院からアンケート用紙が届きます。ただ、コンピュータで処理するからか、あまりにもありきたりの質問ばかりで、こんな答えで何かの役に立つのかしらと思いながら、書き込んで送り返しています。
それでも病院の配慮がありがたく、生きていたことに感謝です。






6 件のコメント:

  1. 在り来り(この様な漢字だと初めて知りました)な物言いですが、春さんの命は春さんだけのものでは無いのです。毎日のブログを楽しめるのは、春さんの命在ってこそと改めて思います。

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  2. reiさん
    いやいや、過分な誉め言葉恐れ入ります。
    悪いことは(よかったことも)すぐ忘れるタイプで、怪我をしたのは七夕のころだったけど何年前だったかなと前の記事を見てみたら、たった2年前でした(^^♪

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  3. そう言えば、退院してからも夜寝る時とか大変だったような。。。過ぎると忘れますね(笑)。
    もうドクターヘリに乗ることがありませんように!

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  4. hiyocoさん
    ありがとうございます。
    我が家にはコルセットがいっぱいあって、なんとか活用できないか考えてしまいます(笑)。
    私は、たまたま入院した日に、週2回病院に来る埼玉のコルセット屋さんが来た日で、サイズを計ってもらう計画だったのですがちょうど手持ちのものでぴったり合うものがあって、入院した日からコルセットを着けることができました。どこまでもラッキーでしたね。
    退院してもしばらくは、起き上がるのに時間がかかって、とくに鎖骨がいつまでも傷んで苦労しましたが、今ではすっかり忘れてしまいました(笑)。
    昨日、ラジオで花田勝さんの話を聴いていたら、今になって相撲取り時代の傷が痛むとのことでした。私はその前の怪我で胸椎と腰椎が変形した以外、どこも痛みません。よかったよかった!

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  5. 2年ですか・・・!
    最近の春さんは、まさか、2年前にあのような大けがをされたとは、全く想像がつかない超快復ですよね!
    よく考えると、本当に信じられないぐらいの出来事だったなと思います。
    落日荘の招き猫たちが、運をかきあつめたのかも?

    それにしても、後遺症もないとのことで、本当に良かったです。

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  6. afさん
    ありがとうございます。我が家の招き猫たちは招き猫しか招かないと思っていましたが、運も招いてくれていたのですね(笑)。ありがたいことです。
    もう二度と怪我をしないよう、心して生活したいと思います。

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