2023年8月25日金曜日

川と生きてきた(美濃3)


昔は、大量の物資を運ぶことができる水運のあるところが栄えましたが、美濃も長良川によって栄えました。
ここは、かつて美濃紙を運んできた船が着いた港でした。


護岸は整備されていて、かつてはたくさんの船でにぎわったところです。
上流には、現存する近代吊り橋としては最古の、大正5年に完成した美濃橋が見えます。


多治見のあたりから美濃までの車窓から、ときおり長良川の流れに削られた丸石を積み上げた石垣が見えましたが、美濃の船着き場の石垣は古いものらしく、セメントを全く使わないで積み上げています。


そして、港のそばには道しるべとなった灯台が立っています。


この灯台に灯がともされ、紙などの物資を積んだ船は昼夜を問わず入港していたものとみえます。


灯台の近くにも火防の神さまが祀ってありました。











 

4 件のコメント:

  1. 石垣好きです。お城に行くと、石垣に目がいきます。
    すごく素敵ですね♪灯台も♪
    こんなにも、きちんと残されていることに感動しました。

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  2. 美濃の川港を散策されたのですね。長良川でも、風情のあるところですね。
    この裏手のお寺(静泰寺:いったことがないんですけど)で、仙厓 義梵が修行したのです。お生まれの場所も支流の川の近くのようです。日程が合ったらと、講演の拝聴を申し込んでいたのですが、行けませんでした。素晴らしい内容でした。又機会があったら、拝聴したいですね。
     新村安雄

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  3. afさん
    川沿いではたいてい、ごろた石の石垣がみられます。高麗川沿い、浅川沿いなど。
    美濃でも新しい石垣はどれもコンクリートで固めてありましたが、丸いのにコンクリートなしというのはすごいですね。たぶん港周辺だけかとも思いますが、得も言われぬ迫力がありました。

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  4. 新村安雄さん
    今回はお会いできず残念でした。

    もう30年ほど前になりますでしょうか、長良川の上流から河口までご案内いただいたこと、改めてありがとうございました。あれから、長良川は私にとってとても身近な川となりました。
    美濃は暑いけどまとまった町、やはり長良川沿いの郡上八幡や岐阜市とはまた違った趣があって、とても楽しめました。
    お寺は残念ながら行きませんでした。この次に行くことがあれば、ぜひ行ってみたいです。

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